11月25日(火)放送のNHK「おはよう日本」に出演した佐藤水菜。自転車トラック競技、またガールズケイリンで大活躍中の彼女について、もっと知りたくなった人も多いのではだろうか?
本記事では、過去に「More CADENCE」で掲載してきた記事とあわせて、佐藤水菜のプロフィールとこれまでの活躍をあらためてご紹介する。
佐藤水菜 プロフィール
さとう・みな
1998年生まれ。愛称は“サトミナ”。
軽音楽部だった高校時代を経て、2017年に日本競輪学校(現:日本競輪選手養成所)に入学。
2018年に競輪選手としてデビューを果たす。
競輪選手としての華やかなデビューとナショナル入り
競輪デビュー翌年の2019年には、その年のトップ選手のみが選ばれる年末の祭典『ガールズグランプリ』出場。実績を積み上げていくと、2020年に自転車トラック競技ナショナルチーム入りを果たす。
競輪、ケイリンでトップ選手に
2021年に世界最高峰のトラック競技の大会『UCI世界選手権トラック』に初めて出場すると、いきなりケイリンで銀メダルを獲得。
競技でいきなり世界の舞台で活躍しはじめる一方、ガールズケイリンでも快進撃は止まらず、2023年には『ガールズグランプリ』初制覇。
そして2024年には『パリオリンピック』出場を果たし、10月には『世界選手権トラック』女子ケイリンで史上初めて優勝。世界一の証である“アルカンシェル”(虹色のジャージ)を手にした。
「Do my Best -Keep Smiling-」 佐藤水菜がパリで成し遂げたいこと ~MAKE it HAPPEN~
ガールズケイリン、そしてケイリンでトップの座に君臨することとなった。
2025年、強さがさらに加速
2025年、8月にガールズケイリンのG1『女子オールスター競輪』で優勝し、4つのG1すべてと『ガールズグランプリ』を制する“グランプリスラム”を、女子選手として史上初めて達成。
佐藤水菜が完全優勝でグランプリスラム達成! 圧勝劇の後には涙も 『第1回女子オールスター競輪(G1)』/8月10日 宇都宮競輪場
さらに、10月の『UCI世界選手権トラック』ではケイリンで連覇を果たすなど、その強さはさらに加速。歴史に名を刻み続けている。
新たな偉業を達成したばかり
なお、佐藤水菜は11月19日から21日にかけて小倉競輪場で行われた『競輪祭女子王座戦』に出場し、見事に完全優勝。
今年のガールズケイリンのG1すべて(『オールガールズクラシック』『パールカップ』『女子オールスター競輪』『競輪祭女子王座戦』)で優勝する“年間グランドスラム”というとんでもない記録を達成した。
年末には『ガールズグランプリ』に出場予定で、ここで優勝すると“年間グランプリスラム”という金字塔を打ち立てることとなる。
要するに……
ここまで佐藤水菜のこれまでの活躍を記載してきたが、要するに日本の、世界のトップに立つ、すさまじい強さを誇る自転車選手、ということだ。
やや駆け足での紹介となってしまったが、彼女が成し遂げてきたことを書き連ねているといくらスペースがあっても足りないのでご容赦いただきたい。もっと知りたい、という方は、こちらより過去記事の数々もご覧いただきたい。