中長距離・男子
男子の中長距離では、アジア選手権にて計5種目を制した日本人選手が『2022ジャパントラックカップI / II』に出場予定。
今大会で実施される中長距離種目はオムニアムとマディソン。
オムニアムは、スクラッチ・テンポレース・エリミネーション・ポイントレースの計4つのレースを1日で走破し、4レースの合計成績を競う種目。
アジア選手権にてオムニアムを制した今村駿介は、2021年の全日本トラックでも、スクラッチ・ポイントレース・エリミネーションを含む、計6冠を達成する活躍をみせた。
オムニアムの前アジアチャンピオンでもある橋本英也は、スクラッチにて大陸タイトルを新たに獲得。
また、2021年の全日本トラック・オムニアムにて、2位の今村駿介を下した現国内タイトルホルダーの兒島直樹も出場予定となっている。
一方のマディソンでは、今村とともにアジア選手権を制し、2022年のネーションズカップなどでもメダルを獲得した窪木一茂が、日本人タイトルホルダーとして参戦する。
その他、アジア選手権で個人・チームパシュートの2冠を達成した松田祥位や、今村とともにマディソンの国内チャンピオンとなった山本哲央らも出場予定。
海外からは、韓国の国内オムニアム覇者のシン・ドンギンや、国内1kmTT・個人パシュートチャンピオンであり、過去にはアジア競技大会での優勝歴もあるパク・セングンがにエントリー。
その他、マレーシアの国内ポイントレース覇者のザイナル・ズウヘルミが参戦予定だ。
現役チャンピオン
選手名 | 国名 | 大陸タイトル | 国内タイトル |
松田祥位 | 日本 | 個人パシュート チームパシュート |
|
今村駿介 | 日本 | オムニアム マディソン チームパシュート |
個人パシュート チームパシュート スクラッチ ポイントレース エリミネーション マディソン |
橋本英也 | 日本 | スクラッチ チームパシュート |
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兒島直樹 | 日本 | チームパシュート | オムニアム |
窪木一茂 | 日本 | チームパシュート マディソン |
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山本哲央 | 日本 | マディソン | |
パク・セングン (Park Sanghoon) |
韓国 | 個人パシュート 1kmTT |
|
シン・ドンギン (Shin Dongin) |
韓国 | オムニアム | |
ザイナル・ズウヘルミ (Zainal Zulhelmi) |
マレーシア | ポイントレース |
中長距離・女子
同じくオムニアムとマディソンの2種目が実施される女子中長距離種目では、アジア選手権でも好成績を残した内野艶和・古山稀絵が出場。
オムニアムの前世界チャンピオン・東京2020オリンピック銀メダリストの梶原悠未とともに、どんな戦いを見せてくれるのか要注目だ。
海外選手としては、チームパシュートにてアジアチャンピオンとなった韓国チームから、シン・ジェウンとナ・アルムらが出場予定。シン・ジェウンは国内選手権でもオムニアム・個人パシュートを制している選手だ。
現役チャンピオン
選手名 | 国名 | 大陸タイトル | 国内タイトル |
内野艶和 | 日本 | オムニアム マディソン |
ポイントレース マディソン |
古山稀絵 | 日本 | マディソン | 個人パシュート |
シン・ジェウン (Shin Jieun) |
韓国 | チームパシュート | 個人パシュート オムニアム |
ナ・アルム (Na Ahreum) |
韓国 | チームパシュート | |
アイーシャ・ズベイル (Zubir Nur Aisyah) |
マレーシア | 個人パシュート エリミネーション |
以上本記事では、『2022ジャパントラックカップI / II』に出場する現役チャンピオンたちをご紹介してきた。
現地での無料観戦・YouTubeでの生中継を楽しむことができる今大会。チャンピオンたちや、彼らに挑む選手たちが繰り広げるハイレベルな戦いを一緒に応援しよう!
【入場無料】ジャパントラックカップを現地で観戦!伊豆ベロドロームへのアクセス/『2022ジャパントラックカップ I / II』7月28日〜31日(木〜日)