頂上決戦で相手を追い越して優勝する圧倒的なパフォーマンスを見せた日本が、2大会連続で男子チームパシュートのアジア王座を獲得した。アジアで、もはや敵無しとなった日本チームは、この優勝で世界選手権への出場権も手に入れ、10月の世界選手権へ挑む。
アジア選手権トラック2022。2022年6月18日から22日の日程で、インド・ニューデリーにて開催の大会初日には男子チームパシュートが予選と決勝に分けて行われた。
この種目の出場は6チーム。日本チームは橋本英也、窪木一茂、今村駿介、兒島直樹、そして今大会がエリートクラスでの国際大会に初出場となった松田祥位の5人体制で2020大会以来の2連覇に挑む(2021大会は中止)。
予選:出場チーム内で唯一の3分台
橋本英也、窪木一茂、今村駿介、兒島直樹のレギュラーメンバーで臨んだ日本チームは3分57秒753のタイムでフィニッシュ。余裕すら感じられる走りとなったが、出場6チーム中唯一の3分台を記録し、トップ通過で決勝進出を果たした。
2位通過で決勝を日本と戦うのは韓国、フィニッシュタイムは4分02秒072と、日本と5秒ほどの差があることから、日本の優勝はこの時点で濃厚となった。
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