その年の女子競輪選手No.1を決定するレース『ガールズグランプリ』。12月29日（月）に平塚競輪場で開催される今年も、強力なメンバーが顔を揃えることになった。
この記事では2年連続の出場となる尾崎睦選手のプロフィールを紹介する。
尾崎睦プロフィール
おざき・むつみ（神奈川/108期）
| デビュー年 | 2015年 |
| ガールズグランプリ出場歴 *…優勝 |
2016、2017、2018、2024 |
| 出場権獲得 | 獲得賞金上位 |
ビーチバレーの国内トップレベル選手から転身し、適性試験（自転車未経験者向けの試験）で競輪学校（現：日本競輪選手養成所）へ入学。他競技出身ながら卒業記念レースで優勝、デビュー翌年から3年連続でガールズグランプリに出場と、一気にガールズケイリンのトップ選手になった。
2019年以降成績が伸び悩み、2022年は『ガールズグランプリ』選考期間内の2度の失格のため、グランプリの選考から除外されてしまうなど、思うように進まない日々を過ごす。しかし2023年からは新設されたガールズG1決勝戦の常連となり、『ガールズグランプリ2024』にて6年ぶりのグランプリ出場を果たした。
| 4月 | オールガールズクラシック | 準決勝敗退（3着） |
| 6月 | パールカップ | 準優勝 |
| 8月 | 女子オールスター競輪 | 準決勝敗退（5着） |
| 11月 | 競輪祭女子王座戦 | 決勝4着（落再入） |
2025年は6月の『パールカップ（G1）』にて準優勝。安定した成績で獲得賞金上位をキープし、40歳にして5回目の『ガールズグランプリ』出場権を獲得した。
直近の『競輪祭女子王座戦（G1）』では決勝戦で落車してしまったが、12月4日に平塚競輪場で行われた壮行会には元気な姿で登場。「それほど重傷ではなかった。自転車も大丈夫でした」とコメントしている（出典：中日スポーツ）。
選考期間内の失格のため出場できなかった『ガールズグランプリ2022』も、平塚の地で開催予定だった。再びホームバンク・平塚で行われる『ガールズグランプリ』、今度こそ力を出し切りたい。
参考：KEIRIN.jp
湘南ジャーナル「期待の新人 尾崎 睦さん平塚出身のガールズケイリン選手」
けいりんマルシェ「尾崎睦 逆襲の2021年が始まる」
中日スポーツ「【ガールズグランプリ】尾崎睦が壮行会でタイトル獲得誓う『ワクワク止まらない…佐藤さんは強いですけれど気負わず走りたい』」
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ガールズグランプリとは？
2023年から新たにG1グレードが追加された、ガールズケイリンの最高峰レース。ビッグレース（G1）の優勝者と、賞金獲得上位の7選手のみが出場できる。
男子と異なり選手同士の連携がないため、選手個々の力、メンタルの強さ、戦術が際立つレースとも言える。自分との戦いを勝ち抜いた選手だけが立つことのできる、年に一度の晴れ舞台だ。
2025年には4つ目のガールズG1『女子オールスター競輪』が新設され、ガールズG1は全部で4つとなった。
ガールズグランプリ2025選考基準
選考期間：2025年1月～2025年11月（2025年度競輪祭女子王座戦最終日）
・開催時L級在籍
1）選考期間におけるG1優勝者
2）世界選手権自転車競技大会ケイリンで1位となった者
3）選考期間における選考用賞金獲得額上位者
（同額の場合は1月～10月開催までの平均競走得点上位者）
KEIRIN.jp＞競輪資料室＞グレードレース等選考基準一覧表
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