自分が勝つことを信じていた、男子ケイリン河端朋之選手が優勝

こちらも男子スプリントと同様、日本人の河端朋之選手が優勝を果たした。この結果、河端選手もケイリン種目で世界選手権の出場権を得たことになる。
日本人選手はワールドカップの第4戦で脇本選手が優勝、そしてここアジア選手権でも河端選手が優勝し、着実に実力をつけてきたことを証明している。
気になる点というか、キーポイントとして、河端・脇本両選手のコメントでは「悩まず」「決めていた」とか「ここしかない」というニュアンスの言葉が出てくる。これまではどこかで躊躇する場面があったのだろうが、今は選手自身が、自分が勝つことを信じて走っていることが伺える。これはブノワコーチが、巧みに戦う前の心を導いているのだろうが、それにしても良い兆候だろう。
とにかく、この調子で世界選手権でも迷わず突き進んでもらいたい。そうすれば自ずと結果はついてくるのではないか?そう思えるほどのレースを河端選手はアジア選手権で展開してくれた。