アジアでは敵なし、男子チームパシュート

左から近谷涼、今村駿介、イアン・メルビン中距離ヘッドコーチ、一丸尚伍、沢田桂太郎

左から近谷涼今村駿介、イアン・メルビン中距離ヘッドコーチ、一丸尚伍沢田桂太郎

日本の男子チームパシュートは、もはや言葉を失う快進撃を続けている。記録更新を続け、どこまで行くのか。

男子もアジア&日本新で金!チームパシュート(一丸尚伍、近谷涼、沢田桂太郎、今村駿介)/アジア選手権トラック2018

今回のアジア選手権では、3分57秒801で日本記録、そしてアジア記録までも更新した。

2位の韓国チームにおよそ2秒の差をつけるなど、アジアの枠には収まらないチームだということを証明した。

チームには若いメンバーならではの勢いもある。ただし世界記録は3分50秒。ここからの7秒はそれこそ命を削るというか、極限まで追い込んで1秒を詰めて行くことになることになるだろう。アジアレベルでは敵なしだが、世界を舞台とした時、どこまで行けるのか。イアンジャパン男子チームパシュートチームの真価が問われるだろう。

Text : Mizuki Ida