女子中長距離
日本
![古山稀絵, 垣田真穂, 女子マディソン, WOMEN'S Madison 2023トラックネーションズカップ ジャカルタ, 2023 TRACK NATIONS CUP Jakarta, Indonesia](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2023/02/258-20230225-AL102506.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
古山稀絵、垣田真穂がエントリーしている日本チーム。
日本新記録を打ち出したチームパシュートへの出場はないが、オムニアム・マディソンのオリンピック種目、そしてエリミネーションでの活躍に期待したい。
「第1戦メダリスト」からの出場者
ニュージーランド
第1戦にて4種目のうち3種目の金メダルを勝ち取ったニュージーランド女子中長距離チーム。
そのうちの1つはチームパシュート。2位のフランスに4秒差をつけて優勝を果たした。メンバーの1人であるブライオニー・ボサは、個人パシュートにて『2022世界選手権』で銀メダル、『2022コモンウェルスゲームズ』で金メダルを獲得した選手だ。
![アリー・ウォラストン, WOLLASTON Ally, NZL, 女子オムニアム表彰台, WOMEN'S Omnium Podium, 2023トラックネーションズカップ ジャカルタ, 2023 TRACK NATIONS CUP Jakarta, Indonesia](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2023/02/389-20230226-DSC00469.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
そして同じくチームパシュート優勝メンバーの1人であるアリー・ウォラストンはエリミネーションとオムニアムも制し、残りの2つの金メダルを獲得した。
2022年には「オセアニア選手権トラック」にて3冠を達成しつつ、ロードでも活躍。第2戦でも22歳の若手アリー・ウォラストンの走りに要注目だ。
ロードと二刀流の選手も活躍、パリへ向け国内選からスタート/2023年ニュージーランド国内選手権(マディソン ・オムニアム)
デンマーク
![アマリー・ディデリクセン, DIDERIKSEN Amalie, ジュリー・レス, LETH Julie, DEN, 女子マディソン, WOMEN'S Madison 2023トラックネーションズカップ ジャカルタ, 2023 TRACK NATIONS CUP Jakarta, Indonesia](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2023/02/289-20230225-AL102768.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
『2022世界選手権トラック』のマディソンにて銅メダルに輝いたジュリー・レスとアマリー・ディデリクセン。
第1戦でもマディソンに出場したデンマークコンビは、唯一ラップ*を成功。2位に10ポイント差をつける走りを見せ優勝を勝ち取った。悲願のオリンピック金メダル獲得を目指し、第2戦にも参戦予定だ。
※ラップ:メイン集団に1周差をつけること
フランス
第1戦では3種目にて銀メダルを獲得したフランス女子中長距離チーム。
オムニアムではクララ・コッポニ、マディソンではバレンタイン・フォルタンとマリオン・ボラスが銀メダルを獲得。
![バレンタイン・フォルタン, FORTIN Valentine, マリオン・ボラス, BORRAS Marion, FRA, 女子マディソン, WOMEN'S Madison 2023トラックネーションズカップ ジャカルタ, 2023 TRACK NATIONS CUP Jakarta, Indonesia](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2023/02/245-20230225-AL102404.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
そこへ、UCIウィメンズワールドチーム「Cofidis」に所属しロードでも活躍するヴィクトワール・ベルトが加わり、チームパシュートでも銀メダルを獲得。
中長距離のオリンピック全3種目にて強豪選手を擁するフランス。自国開催のオリンピックに向け、金メダル獲得を狙う。
オランダ
![アリー・ウォラストン, WOLLASTON Ally, NZL, ネア・エバンス, EVANS Neah, GBR, マリット・ライマーカス, RAAIJMAKERS Marit, NED, 女子エリミネーション表彰台, WOMEN'S Elimination Podium 2023トラックネーションズカップ ジャカルタ, 2023 TRACK NATIONS CUP Jakarta, Indonesia](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2023/02/269-20230224-AL102919.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
エリミネーションにて銅メダルを獲得したマリット・ライマーカスがオランダからエントリー。
UCIウィメンズワールドチーム「Human Powered Health」に所属しロードでも活躍する選手。2022年には「ツール・ド ・フランス ファム」にも初出場を果たしている。
「2023ネーションズカップ」初参戦
イタリア
![エリサ・バルサモ BALSAMO Elisa, キアラ・コンソーニ CONSONNI Chiara, ITA - Italy, Women's Madison, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2022/05/226-20220515-AL102390.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
イタリアからはキアラ・コンソーニが「2023ネーションズカップ」初参戦。2022年にはチームパシュートにて世界一に貢献。ネーションズカップでも第2戦にてマディソン・チームパシュートの金メダルを獲得している。
UCIウィメンズワールドチーム「UAE TEAM ADQ」に所属し、ロードでも活躍する選手であり、2022年には「ジロ・デ・イタリア ドンネ」などでステージ優勝を経験している。同じくトラック・ロードで活躍するシモーネ・コンソーニとは兄妹。
アメリカ
![ジェニファー・バレンテ, VALENTE Jennifer, USA,Women's Omnium, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2022/10/194-20221014-DSC00481.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
東京2020オリンピックのオムニアム金メダリストであり、同種目の現世界チャンピオンであるジェニファー・バレンテがエントリー。
2023シーズンよりアメリカチームの「トラックサイクリングディレクター」に就任したクレイグ・グリフィン(元日本中長距離ヘッドコーチ)らのもとでオリンピック2連覇を狙う。
その他東京オリンピックにてロード・トラックの2競技に出場したクロエ・ダイガートもエントリー。ロードでも活躍する傍ら、東京オリンピックではチームパシュート銅メダルに貢献。
しかし「2020世界選手権ロード」にて負った怪我の症状が再発したことで、2021年9月に治療・回復に専念することを発表。
さらに2022年11月、心臓に関わる手術を行ったことを自身のSNSにて告白。レースの舞台からはしばらく退いていた。
無事『2023ネーションズカップ第2戦』に出場することができれば、約1年半に及ぶ治療・リハビリ期間からの復帰戦となる。
その他の注目選手
ドイツ
![フランチスカ・ブラウス, BRAUSSE Franziska, GER, ブライオニー・ボサ, BOTHA Bryony, NZL, Women's Individual Pursuit, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2022/10/199-20221015-DSC00361.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
フランチスカ・ブラウス
選手名 | 2022年の主な成績 |
フランチスカ・ブラウス | 世界選手権・個人パシュート優勝 ネーションズカップ第1戦・個人パシュート2位 ネーションズカップ第1戦・チームパシュート優勝 ヨーロッパ選手権・チームパシュート優勝 |
リサ・クレイン | ネーションズカップ第1戦・チームパシュート優勝 ヨーロッパ選手権・チームパシュート優勝 |
マイキ・クローガ | ヨーロッパ選手権・チームパシュート優勝 ヨーロッパ選手権・個人パシュート優勝 ヨーロッパ選手権・チームパシュート優勝 |
ローラ・ズイスミルヒ | ネーションズカップ第1戦・チームパシュート優勝 |
ポルトガル
![マリア・マルティンス, MARTINS Maria, POR,Women's Omnium, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2022/10/190-20221014-DSC00465.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
選手名 | 2022年の主な成績 | 2023ネーションズカップ第1戦の成績 |
マリア・マルティンス | 世界選手権・オムニアム3位 | エリミネーション17位 |
ノルウェー
![アニータ イボンヌ・ステンバーグ STENBERG Anita Yvonne, NOR, Women's Omnium, 2022 Track Nations Cup, Milton, Canada](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2022/05/220-20220514-DSC00409.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
選手名 | 2022年の主な成績 | 2023ネーションズカップ第1戦の成績 |
アニータ イボンヌ・ステンバーグ | ヨーロッパ選手権・スクラッチ優勝 | オムニアム6位 エリミネーション21位 |
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2022年に開催された主要大会のメダリストは以下記事をチェック
『2022世界選手権トラック』
『2022ネーションズカップ第1戦』, 『2022ネーションズカップ第2戦』, 『2022ネーションズカップ第3戦』
『2022コモンウェルスゲームズ』
『2022 UECヨーロッパ選手権トラック』
『2023 UECヨーロッパ選手権トラック』
『2022トラックチャンピオンズリーグ』