2022年8月11日から16日にかけてドイツ・ミュンヘンにて開催された『2022UECヨーロッパ選手権トラック 』。
ヨーロッパの大陸選手権であり、アジア選手権などと同様に高いUCIポイントが獲得でき、各種目の優勝者は世界選手権へ出場するための「大陸チャンピオン枠」を手にすることができる。
今回は本大会でのリザルトを一挙にお届けする。
国別メダル獲得数
まずは、国別メダル獲得数をチェック。
仮に金メダル1枚を3点、銀を2点、銅を1点とし、男女合計のメダル点数を以下の表にランキング形式で並べてみた。
国名 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル | 合計枚数 | 合計メダル点数 | |
1位 | ドイツ | 8 | 4 | 1 | 13 | 33点 |
2位 | フランス | 6 | 5 | 4 | 15 | 32点 |
3位 | イタリア | 3 | 5 | 3 | 11 | 22点 |
4位 | ベルギー | 2 | 1 | 2 | 5 | 10点 |
5位 | オランダ | 1 | 1 | 4 | 6 | 9点 |
合計枚数・メダル点数どちらにおいても僅差の活躍をみせた、ドイツとフランスがTOP2。開催国のドイツがより多くの金メダルを獲得し、合計メダル点数では首位。
金メダルの数ではTOP2と差があるものの、10枚以上のメダルを獲得したイタリアが3位。ベルギー、オランダがそれに続く結果となった。
2021年大会と比較すると、TOP5ランク外だったイタリアとベルギーの活躍、逆にTOP5に入っていたイギリスがランク外になっていることなどが伺える。強豪揃いのヨーロッパ大陸内での成績が、10月の世界選手権にどう影響してくるのか要注目だ。
1/3 Page