2022年12月16日から12月18日にかけて、マディソン・オムニアム2種目の『2023ニュージーランド国内選手権』が実施された。
過去にも、世界チャンピオンを多く輩出してきたニュージーランド。2022年のオセアニア選手権で5冠を達成し、世界選手権オムニアムでも銅メダルを獲得したアーロン・ゲイトは、前回大会に続いて出場を見送り。
しかし、同じく前回大会を見送っていたコービン・ストロングや、『2022コモンウェルスゲームズ』でアーロン・ゲイトとともに男子チームパシュートを制した、キャンベル・スチュワートやトーマス・セクストンらの主力組が出場。
一方女子では、同じくオセアニア選手権やコモンウェルスゲームズでメダルを獲得した、エラ・ワイリーやミケイラ・ドルモンド、そして世界選手権・個人パシュートで銀メダルを獲得したブライオニー・ボサらが表彰台に登っている。
ロードシーズンに配慮した開催?
長距離2種目のみ開催された『2023ニュージーランド国内選手権』。2022年3月に開催された前回の2022年大会から約9ヶ月後の実施となった。
コービン・ストロング(Israel – Premier Tech)
この早めの開催には、ロードシーズンとの重複を避けるという目的がありそうだ。ニュージーランドのトラック中長距離選手には、ロード種目でも活動する選手が多くいる。
パリへ向けた熾烈な戦いが、年明け前からスタートしていることを示す大会でもある。
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