女子ケイリン
今大会1kmTTでも準優勝を果たした井関文月(高松工芸/香川)が、残り2周から先頭へ。
最後の直線、江崎結衣(松山学院/愛媛)が詰め寄るも、長い距離を駆けた井関がそのまま押し切るレースで、選抜に続き優勝。
3着には井関の後輩である玉井雫月が入り、高松工芸の2人が表彰台に入る活躍を見せた。
順位 | 選手名 | 所属 |
1位 | 井関文月 | 高松工芸(香川) |
2位 | 江崎結衣 | 松山学院(愛媛) |
3位 | 玉井雫月 | 高松工芸(香川) |
優勝:井関文月(高松工芸/香川)
選抜のケイリンで優勝できて、もう一度同じ景色が見たいと思って頑張ってきました。自分の思っていたレースとはちょっと違う形になりましたが、臨機応変に対応して運ぶことができ、優勝という結果につながったのですごく嬉しいです。頑張ってきた後輩(玉井雫月)と一緒に表彰台に乗ることができたのも最高です。
今後は日本競輪選手養成所への入所を目指します。その先では、ナショナルチームに入ってオリンピックで金メダルを取ることが目標です。
男子ケイリン
残り1周半、前年の凖優勝者である久貝一心(北中城/沖縄)が仕掛け、狭いコースを捌いて先頭に立つと、そのまま独走体制に入り1着。レース後、久貝は「危ないレースをしてしまった」と語ったが、抜け出してからも力強い走りを披露した。
混戦の2着争いは海老原陵大(作新学院/栃木)が制し、3着には三垣唯(岡山工/岡山)。
順位 | 選手名 | 所属 |
1位 | 久貝一心 | 北中城(沖縄) |
2位 | 海老原陵大 | 作新学院(栃木) |
3位 | 三垣唯 | 岡山工(岡山) |
優勝:久貝一心(北中城/沖縄)
去年は2位で悔しい思いをしたので、やっと掴んだ優勝という結果にはとても満足しています。内を突く少し危ないレースをしてしまったのは反省点ですが、残り1周半から駆けて抜け出すというずっと想像してきた展開のなかで、自分の脚を信じて力を出し切ることができました。
トラック総合優勝は松山学院 残すはロード
この日でトラック競技3日間を終え、トラック競技総合優勝は、松山学院(愛媛)が手にすることとなった。
残すは、最終日のロードレースのみ。
配信もされているので、ぜひ熱い戦いを見届けていただきたい。
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