女子スプリント
決勝は、3月の選抜決勝の再戦となる鶴葵衣(祐誠/福岡)と鍋島実愛(宮崎農/宮崎)によるレース。
1本目、先に前に出た鶴がスピードを見せて押し切って先勝。
2本目、接触があり鍋島が落車するというアクシデントが発生し、そのまま欠場。鶴は1kmTTに続く今大会2冠目を手にした。3位は樋口愛菜(遊学館/石川)。
順位 | 選手名 | 所属 |
1位 | 鶴葵衣 | 祐誠(福岡) |
2位 | 鍋島実愛 | 宮崎農(宮崎) |
3位 | 樋口愛菜 | 遊学館(石川) |
優勝:鶴葵衣(祐誠/福岡)
最後のインターハイで、1kmTTに続きしっかりと結果を残すことができて嬉しいです。ただ、最後はアクシデントで終わる形となってしまい、少し心残りがあります。国民スポーツ大会に出場するつもりなので、(鍋島)実愛ちゃんとは、またその舞台で戦うことができたらと思います。
男子スプリント
決勝は、予選1位の中村孔翼(千葉経済/千葉)と2位の清水快晟(岐阜第一/岐阜)による戦い。
1本目、2本目をそれぞれ取り合い、インターハイトラック競技の“大トリ”として行なわれた3本目。
中村が先に動き、外から清水が迫る形で最終盤へ。
最後まで譲らなかった中村が、選抜に続き優勝。昨年準優勝の雪辱を果たす結果となった。
3位決定戦を制したのは、山崎帝輝(松山学院/愛媛)。
順位 | 選手名 | 所属 |
1位 | 中村孔翼 | 千葉経済(千葉) |
2位 | 清水快晟 | 岐阜第一(岐阜) |
3位 | 山崎帝輝 | 松山学院(愛媛) |
優勝:中村孔翼(千葉経済/千葉)
去年は2位で悔しい思いをして、表彰台のテッペンを目指して頑張ってきたので本当に嬉しいです。1本目を落として少し不安が過りましたが、強い気持ちで戦うことができました。(3本目の後、対戦相手の清水選手と言葉を交わしていたが?)ナショナルチームでずっと仲良くやってきたので、このレースでのお互いの良かったところを讃えあっていました(笑)
予選のハロンで大会新記録を更新できなかったのは悔しいですが、この後にある世界選手権で日本新記録更新を狙っていきます。そして卒業後は、競輪選手養成所入りを目指して頑張っていきます。