沢田時(マウンテンバイク/ロードレース)

――2019年シーズンを振り返って

今年はオリンピックに向けて、UCIポイントをいかに稼ぐかという年だったんですが、チームの支えがあって、多くの海外レースを転戦できました。僕たちが転戦しているコーチは、日本でのレースコースに多いきれいな登山道というより自然がむき出しなもの、普段人は通っていないのではないかという道がコースになり、そういう荒れた場面での体力や、技術は身についたかなと思っています。
また個人的にはUCIランキングも今までで自己最高位まで上げて、ポイントも稼げはしたんですが、日本人1位でなければ意味がない状況の中で可能性を信じ、活動を続けていきます。足りなかった分を努力し、2020年に向けて続けていきま す。

――2020年に向けて

2020年の目標は3つあります。まずはオリンピックに出場すること。アジア選手権で勝つこと。そして全日本選手権で勝つことです。アジア選手権が2月にある予定で、オリンピックの出場が決まるのが5月末です。全日本選手権は遅く10月になります。その3つ、それぞれ1年を通してがんばる年になりますが、万全なサポート体制のもと、努力し、成し遂げていきます。

――アンカー XR9について

これだけの連戦を重ねている中で、今年は一度もトラブルもありません。監督に完璧にしていただいているというのが大きいのですが、根本的なフレームの破損などなく使っています。ハードテイルですが、軽く、よく進むバイクだと思っています。信頼できる相棒です。