橋本英也(ロードレース/トラック)

アジア自転車競技選手権大会2019 オムニアム優勝
アジア自転車競技選手権大会2020 オムニアム、チームパシュート優勝
全日本自転車競技選手権大会 スクラッチ、マディソン、チームパシュート優勝

――2019年シーズンを振り返って

本当に『バッチグー』というのがピッタリでした。とくにアジア選手権です。オリンピックに向けた最後の大切な大会だったんですが、そこで優勝できたというのはすごい大きいんじゃないかなと感じています。目標としたレースをきちんと取れると いうのが、良かったと感じています。

――2020年に向けて

オリンピックのオムニアムで、メダルを取れるようやっていきたいですね。まずはワールドカップで結果を出すことが一番の準備になると思っています。

――ブリヂストンの新型トラック中距離フレームについて

まずは、いい、という印象です。ライバルがライバルじゃなくなります。格段にスムーズに走ります。スムーズというのは、上がったり下がったりするレースのスピードに合わせやすい、自分の思い通りに走れるということです。 加速もいいし、レ スポンスもいい。軽さと反応性に優れたフレームです。

窪木一茂(ロードレース/トラック)

アジア自転車競技選手権大会2020 チームパシュート優勝
全日本自転車競技選手権大会 個人パシュート、ポイントレース、マディソン、チームパシュート優勝

――2019年シーズンを振り返って

情熱と科学の融合をテーマに新たな挑戦をした年でもあり、試行錯誤の一年でした。事実、これまで日本の中距離トラック班では取り入れられていないような科学的トレーニングやパワートレーニングを自分自身が先駆的に実践することは不安も大きかったけど、4km個人パシュートでもアジア記録を塗り替えられました。さらに次のステージが見えてきたと感じています。もちろん、まだまだ気持ちにも身体的な出力/入力といったスイッチにもバラツキがある事も事実なので、もっともっと強さを追い求めていきたい。

――2020年に向けて

ブリヂストンと共に東京2020を目指し、いよいよ集大成の時を迎えます。パフォーマンスアップには十分手応えを感じているし、世界との体力、スキル、そして機材、どれにおいても計画的に課題は克服できています。だからこそ、今積み上げてきているこのプロジェクトを、途中で満足することなく心身共にブラッシュアップさせていきたい。そこに誰よりもこだわり を持って挑戦することが、ある意味自分らしいのかなと思います。空回りすることなくチームを信じて、自分を信じて、この 2020年を誰よりも楽しもうと思います。

――ブリヂストンの新型トラック中距離フレームについて

新フレームの開発が進んでいるという話を聞いた時から、新しいフレームに乗るのをワクワクしていました。実際に大会の直前にフレームを受け取って、ポジション出しをしている段階から、今までの乗り心地と全く違っていました。 実際にレースを走ってみると、フレームの剛性力、推進力が丁度良いバランスであり、レースバイクに適したフレームであることを認識しました。 このフレームとともに2020年もさらに記録を塗り替えていけると確信しています。

選手コメント 近谷涼・太田りゆ