準決勝(2組:各組6人)

第1組

ボス、ボティシャー、ビジエなど強敵含む第1組で走ったのは新田。残り1周で先行するボスをボティシャー、ビジエ、そして新田がかわしていき、最終ストレートで勝ち上がりの3着入り。まずは新田が決勝進出を決めた。

第2組

脇本の対戦相手となったのは優勝候補のブフリ(オランダ)とグレーツァー(オーストラリア)、そして近年力をつけ世界の舞台で活躍し始めているカーリン(イギリス)、2017年の世界チャンピオンのアワン(マレーシア)、ワールドカップ第5戦の優勝者ドーキンス(ニュージーランド)。「死の組」と思わせるほどの実力者たちが揃った。

残り4周での並びはカーリン/ドーキンス/脇本/グレーツァー/アワン/ブフリ。ペーサー退避の残り3周手前からグレーツァーが脇本をかわして前に出ていくとインにカーリン/ドーキンス/脇本、アウトにグレーツァー/アワン/ブフリとなって横並びで残り3周へ。

グレーツァーが先頭に出ると、今度はブフリが後ろからグレーツァーに並びかけて残り2周。ここで脇本が最後尾になるが、前にいたカーリンとドーキンスが接触し、ドーキンスが外側に膨れる煽りを受けて脇本も大きく外側に動いてしまう。

残り1周半の時点で先頭はブフリ、そして最後尾の脇本は7~8車離されて前を追う厳しい展開となる。残り1周、ブフリを先頭に加速していく選手たちを追う脇本。少しずつ距離を詰めるものの、勝ち上がり圏内の3着には届かず。1着はブフリ、2着はグレーツァー、そして3着はカーリン。この3人が決勝進出を決め、脇本は5着になり7~12位決定戦へと回る結果となった。

7~12位決定戦

7~12位決定戦に出場した脇本は先行し力強い走りで最終ストレートを迎えるも、後方に位置していたアワン(マレーシア)に最終的にかわされて、2着でフィニッシュ。この種目の最終成績を8位として終えた。

決勝