小笠原匠海プロフィール

氏名:小笠原 匠海(オガサワラ タクミ)
生年月日:2000年3月19日
年齢:25才
登録予定地:東京都
最終学歴:私立八王子桑志高等学校
主な競技歴:自転車
2017年全国高等学校総合体育大会 ポイントレース 2位
2023年Prix de Bergerac ロードレース 3位
2024年Nocturne de Mussidan ロードレース 4位
【第2回記録会のタイム】
200mFD 10秒84
400mFD 22秒20
1,000mTT 1分05秒81
3,000mTT 3分43秒15
※太字が早期卒業基準をクリアしたタイム
ロードレースのプロを目指し、Dordognesud Cyclismeなどに所属しながらヨーロッパを中心にレースに出場してきた小笠原匠海。
競輪選手への道を志し129回生として日本競輪選手養成所に入所。直後に実施された第1回記録会は体調不良により参加できなかった(後日タイムを計測)ものの、「絶対にゴールデンキャップを」という強い想いを持ち挑んだ第2回記録会で見事に有言実行。

基準タイム切りとなった1000mは127回生の1位、それ以外の種目でもすべてで上位5人に入る走りを披露した。
他の候補生からは、タデイ・ポガチャルを文字った“オガチャル”というニックネームで呼ばれている。
高橋奏多プロフィール

氏名:高橋奏多(タカハシ カナタ)
生年月日:2006年10月12日
年齢:18才
登録予定地:大阪府
最終学歴:私立大阪学院大学高等学校
主な競技歴:自転車
2023年アジア選手権トラック(ジュニア) チームスプリント 3位
2024年アジア選手権トラック(ジュニア) スプリント 2位
2024年世界選手権トラック(ジュニア) ケイリン 2位
【第2回記録会のタイム】
200mFD 10秒53
400mFD 21秒52
1,000mTT 1分06秒03
3,000mTT 3分48秒29
※太字が早期卒業基準をクリアしたタイム
幼少期からBMXレーシングでキャリアを積み上げ2023年にトラックに転向、2024年には『ジュニア世界選手権』ケイリンで銀メダルを獲得するなど一気に活躍するなどナショナルチームの一員としても活躍する高橋奏多。高校卒業後に、129回生として日本競輪選手養成所に入所。

第1回記録会でもその力を見せ、200m/400mでは一番時計を叩き出すも、1000mと3000mでは基準タイムに及ばずゴールデンキャップを逃した。
迎えた第2回記録会では、第1回に続き200m/400mでトップタイムを記録、さらに400mは養成所記録を更新(従来の記録は127回生・市田龍生都/21秒84)したほか、課題となっていた1000m・3000mでもしっかりと“金帽タイム”をクリア。

養成所での訓練で「フィジカル面含め、強くなれている感覚がある」と語っているとおり、力強い走りを見せつけた。
神山雄一郎所長コメント
両候補生の日々の努力と競技への真摯な姿勢が、この結果につながりました。
まだ今後のカリキュラム、早期卒業認定考査、競走実技訓練の基準、選手資格検定等、クリアする課題はありますが、期待したいです。
2年連続の黄金世代?
先述の通り、両候補生は今後実施される所定の試験などを経て、条件を満たせば来年1月にデビューすることとなる。
昨年の市田龍生都に続く快挙達成となるか、注目が高まる。
なお、昨年の127・128期はゴールデンキャップが多数誕生したことで話題を集めたが、じつは129・130期はそれを上回る勢いでゴールデンキャップ獲得者が誕生している。
“早期卒業候補”の2人に引っ張られるように、旋風を巻き起こすこととなるのか。
高橋奏多候補生、小笠原匠海候補生の今後と合わせて、期待いただきたい。