なぜトラックワールドカップがオリンピック出場へ向けて重要なの?

じゃあ日本はどういう作戦?

男子ケイリン,河端朋之,銀メダル

日本は第1戦(パリ)を短距離の選手だけで臨む。つまり短距離チームは、世界選手権でのメダル獲得も視野に入れ、強豪達とガチンコバトルを繰り広げるつもりだ。

特にケイリンは世界の強豪国と同じ作戦を選んだと見える。昨シーズン世界選手権のケイリンで銀メダルを獲得した河端朋之、そしてワールドカップ金だけじゃなく日本の競輪でGIの2連勝と暴れ回る脇本雄太を出場させる日本短距離チームは、ブノワ・べトゥ短距離ヘッドコーチの「世界で戦える」という自信が伺える。

逆に中長距離はまだ基礎のビルドアップ段階と考えているのか、昨シーズンの世界選手権で結果が振るわなかったこともあり、シーズン後半に照準を合わせているようだ。イアン・メルビン中・長距離ヘッドコーチはまだ今年は育成の段階?と考えているのか、”イケイケの短距離”と”慎重な中長距離”という対照さがある。

世界の強豪国・チームは?

女子チームパシュート・イギリス

世界の強豪国・チームへ取材を行ったところ、「とにかく第5戦のニュージーランド、第6戦の香港には行きたくない!」というのが本音らしい。

これは強豪国はヨーロッパ勢の多いことから、長時間の移動、大きな時差調整、そして開催時期と、全てがヨーロッパ選手にとって良くない条件だからだ。

ヨーロッパ勢にしてみるとそうだが、逆に考えると、日本チームにとって、この2戦は自信を付けたり、良い結果を出してUCIポイントを積み増すチャンスとなる。

ヨーロッパ勢に有利なスケジューリング?

TAGS