世界選手権へ出場するには、とーーーーーっても大事な大会

トラックワールドカップは世界選手権に出場するために、とーーーーーーーーーーーーーーーーっても大切な大会。さらに、今シーズンはいつも以上に大切だ。なんたってオリンピックの出場枠を争うポイントが獲得できる対象大会となっているため、とーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっても大切な大会になっているんだ!

今シーズンは全6戦、その最初の戦いがフランスで金曜日から開催される。選手たちは2018年10月中旬~2019年1月末の香港大会まで世界中を転戦する。出場した結果によってUCIポイントが付与され、そのポイントを積み重ねていくのだ。

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どの大会へ出場するかもチーム戦略のうち

昨シーズンは真冬のカナダから真夏のチリまで、世界中で5戦が行われた

6戦もあると疲れてしまうのでは?

そう考えたあなたは大正解!実は6戦全部に力を入れてしまうと、選手もスタッフもクタクタになってしまう。なので、要所要所で力を入れ、大量ポイントをゲットしようとする国やチームが多い。

大抵は第1~4戦が最も力を入れる大会となる。それは来年の2月末に控える世界選手権のためだ。

Matthew Glaetzer (AUS)

スプリント金メダル:Matthew Glaetzer (AUS)

シーズン後半の1月に行われる第5戦(ニュージーランド・ケンブリッジ)、6戦(香港)へ出てしまうと、コンディション調整が難しくなる。

なので世界選手権の出場枠獲得を狙う国やチームは、早い段階でUCIポイントを積み上げておきたい。よって、間違いなく第1~4戦に合わせたコンディション調整を行ってくるはずだ。

逆に、比較的に強敵が少なくなるトラックワールドカップのシーズン後半戦へ総力を挙げて臨む、という様な作戦の国やチームもある。トラックワールドカップの出場人数やメンバーから、そんなことが読み取れるわけだ。

じゃあ日本はどういう作戦?