1948年に産声を上げた「競輪」。2025年は競輪発祥から77年の年となる。ガールズケイリンのG1レースが増加するなど、進化を続けている競輪の「2025年ビッグレース」をチェックしよう。
2025年競輪グレードレース(G1、G2)一覧
月 | 日 | グレード | 大会名 | 開催地 |
2月 | 21-24 | G1 | 全日本選抜競輪 | 豊橋(愛知) |
3月 | 20-23 | G2 | ウィナーズカップ | 伊東(静岡) |
4月 | 25-27 | ガールズG1 | オールガールズクラシック | 岐阜 |
29- | G1 | 日本選手権競輪(競輪ダービー) | 名古屋(愛知) | |
5月 | -4 | |||
6月 | 17-19 | ガールズG1 | パールカップ | 岸和田(大阪) |
17-22 | G1 | 高松宮記念杯 | ||
7月 | 18-21 | G2 | サマーナイトフェスティバル | 玉野(岡山) |
8月 | 8-10 | ガールズG1 | 女子オールスター競輪 | 宇都宮(栃木) |
12-17 | G1 | オールスター競輪 | 函館(北海道) | |
9月 | 12-15 | G2 | 共同通信社杯 | 福井 |
10月 | 23-26 | G1 | 寬仁親王牌 | 前橋(群馬) |
11月 | 19-21 | ガールズG1 | 競輪祭女子王座戦 | 小倉(福岡) |
19-24 | G1 | 競輪祭 | ||
12月 | 29 | GP | ガールズグランプリ2025 | 平塚(神奈川) |
30 | GP | KEIRINグランプリ2025 |
4つ目のガールズG1「女子オールスター競輪」初開催
2025年のビッグトピックといえば、4つ目のガールズG1である「女子オールスター競輪」が初開催されるという点。2024年にも同じ名称の特別競輪が実施されたが、G1グレードとしての初開催は2025年となる。新たなレースではあるものの、選手の選出方法はこれまでの『ガールズドリームレース』等と同じくファン投票上位者を中心とする予定。
そしてもちろん、G1で優勝することで年末のガールズグランプリへの出場権をいち早く手にすることができる。選手たちにとっては、グランプリへの挑み方がまた少し変わるという点で挑戦の年となりそうだ。
サマーナイトフェスティバルが4日制に
また夏に行われるG2レース「サマーナイトフェスティバル」が4日制となることも2025年の新しい試み。さらに、同開催はこれまで男女レースが行われてきたが、2025年からは男子のみのレースに変更される。選手選出方法は現行のものが踏襲されると発表されている。
余談:取材陣はスゴイタイヘン……
以降は余談となるが、2025年のレーススケジュールは、競輪を取材する記者やカメラマンにも「これまでとは違った動き」を発生させる。ガールズG1が男子とは別に独立して開催されるようになったことで、ガールズG1終了の翌日に函館に飛んで男子のG1の前検取材をしなければならない、なんて事態が起こってくるのだ。
2024年次はオールガールズクラシック→ダービーの1回だけだったが、2025年はそれに加え女子オールスター→男子オールスターの梯子が発生する。取材陣は迅速に皆様に情報をお伝えするため、早め早めに取材作戦を練らなければならない……(大変だ〜!)