2023世界選手権トラックの終盤、8月8日の女子ポイントレースで銅メダルを獲得した内野艶和。世界選手権後はそのままフランスのロードレースに参加し、先日ようやく帰国したと思ったら、今度はアジア競技大会へと飛び立ち、金メダルを持ち帰った。
世界選手権から約1ヶ月が経過したタイミングで、改めて銅メダル獲得のこと、今見えていることについて話を聞く。
※取材はアジア競技大会前に実施
世界選手後はスイスでリフレッシュ
Q:世界選手権から1ヶ月以上が経過していますが、もう「過去」という感じでしょうか?
遠征など、次から次へと色々あったので、もう遠い過去って感じです。「もうアジア競技大会か!」って感覚ですね。充実しているとも言えると思います。
Q:世界選手権後はスイスのダニエル・ギジガーコーチの家を拠点にしながら練習し、フランスでのレースに参加していましたよね。スイスはいかがでしたか?
スイスは以前から好きな国なんです!ジュニアの時に1ヶ月くらい滞在したことがあって、スイスに家が欲しいって思うくらい。空気の澄んだ感じが「走りに行きたいな」と思わせてくれます。
今回スイスに行けることになって、しかもダニエルコーチ宅で合宿させてもらえて、楽しかったです。のんびりした景色を見て、世界選手権後は心が安らぎました。
ダニエルは穏やかで優しい人だから、本当におじいちゃんと孫みたいな……共同生活をしていてストレスはなかったです。問題は夜ご飯の時間が遅すぎたことくらいかな(笑)
Q:話を聞いていると、疲れたサラリーマンみたいですね(笑)?
でも本当にゆったりしたくなる場所だったんですよ!家は木で作られていて、周りは山で、卵はスーパーに買いに行くんじゃなくて朝歩いて直売所に取りに行って……きのこ狩りは地獄でしたけど……
Q:地獄のきのこ狩り!?
チーム楽天Kドリームスのチームサイトで今度コラムが始まるんです、そっちのネタにするので今回は詳しい話はそちらで(笑)
とにかくダニエルコーチがめっちゃ元気でした。コーチは普通のおじいちゃんではないですね。