11月11日〜15日(現地時間)にかけてブルガリアのプロヴディフにて開催中の「2020UECトラックヨーロッパ選手権」。

大会4日目は男子個人パシュート、男女ポイントレース、男女ケイリンの5種目が実施された。

セバスチャン・モラ(スペイン)による初のポイントレースタイトル獲得や、昨日のスプリントに続いてケイリンも制したマキシミリアン・レビ(ドイツ)、ポイントレース圧勝のケイティ・アーチボルド(イギリス)など、ワールドカップの常連メンバー達の活躍が目立った。

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2024パリ五輪への戦いの口火を切る!?21カ国が出場、2020UECトラックヨーロッパ選手権11月11日に開幕

男子個人パシュート

男子個人パシュート決勝はワールドツアーチームにも所属するイボ・オリベイラ(ポルトガル)とジョナサン・ミラン(イタリア)の対決。ミランはU23個人タイムトライアル(ロードレース)、個人パシュート国内王者でもあり、予選をトップ通過した。

決勝の序盤1000m地点ではミランがリードするも、徐々にタイムを落としていく。

終盤に進むにつれてペースを上げたのはオリベイラ。3000m地点ではオリベイラが逆転し、4:08.116で勝利。オリベイラはジュニア時代の2014年にヨーロッパ選手権と世界選手権の同種目で優勝した過去があるが、エリートでは初めてのタイトル獲得となった。

3位にはロシア注目の若手レフ・ゴノフ(ロシア)が1-2位決定戦のタイムを上回る4:07.720で銅メダルを獲得した。

以下オリベイラ コメント。

「難しいレースでした。(ジョナサン・)ミランに次いで予選は2位で、彼に勝つのは難しいと思っていました。決勝はとにかく耐えました。ここ2年は新型コロナウイルスを含めて苦しい時を過ごしてきました。このジャージとメダルのおかげでやっと人生に光が見えました。(勝つことは)とても意味のあることです」

順位 名前(国) タイム
1位 イボ・オリベイラ(ポルトガル) 4:08.116
2位 ジョナサン・ミラン(イタリア) 4:08.772
3位 レフ・ゴノフ(ロシア) 4:07.720

リザルト(PDF)

女子ポイントレース

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