2020年11月11日〜15日にかけてブルガリアの都市・プロヴディフで開催される「2020UECトラックヨーロッパ選手権」。
初日は女子スクラッチ、男子エリミネーション、男女チームスプリントの計4種目が開催された。
デニス・ドミトリエフ(ロシア)に、トマシュ・バベク(チェコ)など競輪ファンには親しみのある選手や、女子スプリント大国ドイツとしのぎを削ってきたアナスタシア・ボイノワ(ロシア)など東欧のトップ選手が集結。チームスプリントでは男女共にロシアが金メダルを獲得した。
https://twitter.com/UEC_cycling/status/1326480693271080960
大会1日目の結果まとめおよびレースレポートをお届けしていく。
男子チームスプリント
決勝はデニス・ドミトリエフらのロシア vs トマシュ・バベクらのチェコ。
第1走のドミトリエフが1周目を17.426で走り切り、序盤からのチェコからリードを保ったまま、唯一の43秒台前半となる43.007のタイムでゴール。
予選から決勝まで、全て1位通過でロシアが完全優勝という結果となった。
順位 | 国(名前) | タイム |
1位 | ロシア(デニス・ドミトリエフ/パベル・ヤクシェフスキ/イワン・グラディシェフ)※予選はアレクサンダー・シャラポフも出走 | 43.007 |
2位 | チェコ(トマシュ・バベク/ドミニク・トピンカ/マルティン・ツェフマン) | 43.925 |
3位 | ギリシャ(ソティリオス・ブレタス/イオアニス・カロゲロポウロス/コンスタンティノス・リバノス) | 44.098 |
女子チームスプリント
UECヨーロッパ選手権女子エリートでは初となる、3人制のチームスプリント。
決勝はアナスタシア・ボイノワ、ダリア・シュメレワらを揃えるロシア vs パリオリンピックに向けた若手メンバー中心で挑んだイギリス。
1周目からイギリスとのリードを広げたロシア。唯一の46秒台で優勝を果たした。
男子と同様にロシアが予選から決勝までストレート勝ちでメダルを獲得し、ロシアがチームスプリントのヨーロッパ最速の国としての称号を得た。
順位 | 国(名前) | タイム |
1位 | ロシア(アナスタシア・ボイノワ/ダリア・シュメレワ/ナタリア・アントノバ)※予選はエカチェリーナ・ロゴバヤも出走 | 46.852 |
2位 | イギリス(ミリセント・タナー/ブレイン・リッジデイビス/ルシア・スティール) | 48.531 |
3位 | ウクライナ(バソワ・リウボフ/オレナ・スタリコワ/オレクサンドラ・ロビニク) | 49.296 |
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