現地時間2日、ここから本格的にレースが始まるトラックワールドカップ第3戦。現地は前日に暖気運転を開始して、準備万端!さあお祭りの始まりだ!
ということで、今度は短距離選手にインタビュー!意気込みを聞いた。短距離選手は全選手がスプリント、ケイリンに出場する予定だ!(チームスプリントは今回出場していない)
新田祐大選手
良い時の走りをしっかり出せるようにしたい
初めてこのトラックに来たのですが、クセのあるトラックですね。
走りにくい感じはあります。走っていてコーナーとコーナーの間が膨らんでるというか、綺麗に周ることが難しいバンクかなと感じます。
タイムは1週間くらい走ってみて、良い時と悪い時がありますね。良い時があるということはタイムを出せるということでもあるので、良い時の走りをしっかり出せるようにしたいと思います。
少しでも隙を見せると負けてしまう
昨シーズンと比べて海外の選手とのパワーの差は縮んできたと思います。
第2戦のあとに、日本で良い成績が残せましたが、走り方はまだまだ隙がある部分が多いですね。外国では少しでも隙を見せると負けてしまいます。明日からの戦いは、予選をどう突破するかで準決勝、決勝が大きく変わってくると思うので、隙を見せずに走りたいです。
あとは日本の競輪で発揮している自分の良さを競技でも出していきたいです。
全体的に出走メンバーは1、2戦に比べると薄くなるとは思いますが、いずれにせよ決勝では強い選手が揃うと思います。そこで自分の力がどれだけ発揮できるのかを試したいと思います。出し惜しみせずに力を1回で出し切ることが大事です。
200mタイムトライアルで自己ベストを狙う
スプリントに関しては1回戦に上がる前の200mタイムトライアルで自己ベストを出さなければならないと感じています。そうでなければ対戦方式の本戦で戦えない。
まずは自己ベストを予選で出して、そのあとに1回戦をどう戦うか、考えていきたいです。
河端朋之選手
最後のケイリンと思って全部出しきる
バンクはコーナーにクセがあるのですが、周りも同じ条件なので。
今回のレースは今シーズン最後のワールドカップでのケイリンになると思って、全部出し切って頑張って走りたいです。
トラックパーティーからワールドカップと継続して9秒台をハロンで出せたので、これからも平均的に9秒台を出せるようにしていく必要があります。
ケイリンは僕も含めて日本の選手は皆にメダルを獲れる力があると思うので、皆で決勝に乗ってレースがしたいです。マンチェスターでは、自分の甘さが残るレースをしてしまいました。ブノワコーチから「まだ自信の無さが現れているレースだ」と言われたので、今回は攻めるレースをしたいと思います。
スプリント予選ではベスト8を狙う
スプリントは予選でベスト8には入らないと、その後強敵と戦うため勝ち上がりが難しくなります。ですので、予選のタイムはベスト8あたりを目標にしたいです。とにかく自分のベストを出していきたいです。