トラックを極めていく
Q:競技人生の中で、大きな目標は?
オリンピックでメダルを獲得することです。
Q:ロードも走れる選手であれば、『ツール・ド・フランス』を夢に掲げる人も多いと思うのですが、梅澤選手はトラック志向なんですね。
10歳くらいから自転車競技を続けてきて、両親にもずっと支えてもらってきました。そういう人たちに、形に残る、印象に残る形で恩返しができたらと考えた時に、オリンピックは多くの人が知っている舞台だと思っています。なのでトラックに注力して、オリンピックを目指しています。
Q:梅澤選手の所属することとなった「HPCJC BRIDGESTONE ANCHOR」の立ち上げをはじめ、ロードも含めて強化していくという強化方針が掲げられていますが、そのあたりはどうですか?
やっぱり世界基準で見ると、トラックが強い選手はロードも走れていますし、すごく良いことだと思います。
Q:オリンピックで実施される中長距離種目は出場人数が限られています。国内選考でも厳しいと思いますが、どの瞬目を狙うなどありますか?
そうですね。唯一の個人種目であるオムニアムで、メダルを狙っています。
Q:ということは、昨年の『世界選手権トラック』での窪木一茂選手の走りは印象的でしたか?
本当にすごいです。年々強くなっています。そのレベルを超えていけるように、頑張らないといけないなと思います。
憧れてしまうと勝てない
Q:憧れの選手はいますか?
うーん……特にはいないです。
Q:窪木選手ではないんですね(笑)。
憧れてしまうと勝てないと思っていますし、自分は自分の走りをしたいという思いが強いですね。
Q:2026年の目標を教えてください。
まずは、『アジア選手権』に選ばれて、何かの種目で優勝したいです。あとは地脚強化として、個人パシュートで4分20秒前半を出したいですね。
もともと個人パシュートは得意だったのですが、今は4分27秒くらいがベストでなかなか伸ばせていなくて……まずは20秒前半、できれば20秒を切るくらいで走らないと。
Q:窪木選手が持っている日本記録(4分8秒669)からは、現状では20秒近く差があるわけですね。
ヤバいですよね……。
Q:ただ、そうやって階段を昇って行った先に、オリンピックがある。
はい。オムニアムでメダルを狙う。そのためには、チームパシュートのメンバーに選ばれる必要もあるので、そこも含めて、しっかり狙っていきたいです。
Q:つまり、現状の濃いメンバーを倒していく、と。
そういうことになりますね(笑)。

