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佐藤水菜選手 インタビュー

Q:2連覇、おめでとうございます!決勝のレース前は、どのような想いでしたか?

自分ができることに集中して、やれることをやろうという想いでした。まだ今は、どんなレースを展開したかも覚えていないくらいです(笑)。

正直、自分が勝てるとは思っていなかったので、アルカンシェル獲得は(ケイリンの後に実施された男子マディソンの)窪木選手・兒島選手に願いを託そうと思っていたくらいで。本当に、すごく不思議な感じです。

Q:優勝した時は、ものすごい歓声が寄せられていました。

ホームバンクなのかと思うくらいでした。走る前からすごく応援してくれているのは伝わってきました。勝っても負けても楽しんでくれますし、今までにない盛り上がり方をしてくれたので、私もすごく楽しかったです。

Q:昨年の優勝から1年、どのような成長があったでしょうか?

過度なプレッシャーを感じることもなく、勝ち負けだけじゃなくて楽しめるようになったことは大きいかもしれません。今日も、コロンビアの若い選手(ステファニー・クアドラード)がすごくいい競走をしていて、彼女が走る前に(決勝の舞台に立てたことに)涙を流して喜んでいるのを見て、共感するというか親心というか、ほっこりした気持ちになって。そういう部分が見えているのも、落ち着いて、自分が楽しめているなと感じました。

今大会を通じても、チームスプリントはうまくいかなかった部分もあって悔しさもあるのですが、「これもひとつのステップアップ」だなと思うことができました。良い意味で余裕が持てているのは、成長を感じます。

仲澤春香選手 インタビュー

Q:今日のレースを振り返ってみていかがでしょうか?

1回戦はラッキーもあり勝ち上がることができましたが、準々決勝は焦りが出てしまいました。
展開はすごく良かったと思うのですが、勝負どころで脚がなく、内に行くしかなくて失格となってしまいました。

Q:準々決勝は、ヘッティ・ファンデヴォウ選手をはじめ強力なメンバーでした。

ヘッティ・ファンデヴォウ選手についていくことにフォーカスしていました。うまくその後ろに入ることはできたのですが、その後に緩められてしまって。ラスト1周前くらいで、外に出して違う選手に乗っていければ良かったのですが、脚がなかったです。そのほかにも、細かい部分でうまくいかないことが多かったので、今後、しっかりと修正していけるように、頑張っていきます。

酒井亜樹選手 インタビュー

Q:ケイリンは1回戦敗退という結果となりました。

戦法や走り方以前に、脚が足りていないなという感じです。

Q:一方で、前で積極的に運ぶレースとなりました。

前が動かなかったら自分で、というアドバイスをもらっていたので動いたのですが、もうちょっと冷静に、頭を使って立ち回れていたらとも思います。ケイリンは情報量が多すぎて、冷静になれていないように感じます。

脚をつけることはもちろんですし、自分が得意な展開に持っていけるような戦術面の勉強もしていきます。

Q:あらためて、この世界選手権を振り返ってみていかがでしたでしょうか?

どの種目も力が及びませんでしたが、タイム系に関しては少しずつ、本当に少しずつですが良くなっていると感じます。もっともっと底上げしていければと思います。