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女子1kmTT
2025年より男子と同じ1kmという距離に統一され、初めての全日本選手権。
2組目に出走したのは、岩元美佳(鹿屋体育大学)と豊岡英子(JPCA)。
スタートから積極的にペースを刻む岩元が、1分13秒865というタイムで走り抜け暫定トップに立つ。
その岩元がトップのままで迎えた最終組。勢い良くゲートを飛び出したのは室谷榎音(八戸学院大学)。
トップを上回るラップタイムを刻み続けると、最後もなんとか粘り切って1分12秒864をマーク。
記念すべき初代女王に輝いた。
銀メダルは岩元美佳、銅メダルは丸子南徠(八戸学院大学)。豊岡は4位となった。
女子1㎞タイムトライアル結果
順位 | 選手名 | チーム | タイム |
1位 | 室谷榎音 | 八戸学院大学 | 1:12.864 ※大会新 |
2位 | 岩元美佳 | 鹿屋体育大学 | 1:13.865 |
3位 | 丸子南徠 | 八戸学院大学 | 1:14.083 |
1kmでの初開催のため、全記録が大会新。そのなかで、優勝の室谷の記録が大会記録としての残される。
優勝:室谷榎音
Q:金メダル獲得、おめでとうございます。今の率直な感想は?
目標にしていた1分10秒台に全然届かなかったので、悔しい気持ちが大きいです。自己ベストからも1秒以上遅い結果となってしまいました。
Q:その要因は、どういった部分にあると考えていますか?
今大会ではスプリントでのハロンタイムも思うようなタイムを出せませんでしたし、緊張に負けてしまったのかなと思います。メンタル面を鍛えて、立て直していきたいです。
Q:大会を終え、今後に向けて一言お願いします。
エリートクラスに上がり、上位の選手との差を感じています。ダッシュ力の強化やウェイトトレーニングなどをして、地道に練習を積んでいきます。