仲澤春香 インタビュー
Q:前日に続き銅メダル獲得。おめでとうございます。
強い2人(ユアン・リイン、ヤナ・ブルラコヴァ)になんとか食い込みたかったですが、前とはかなり遠かったですね。悔しいです。
Q:自分から積極的に動かしていくレースでした。
以前よりも展開をしっかりと見て、考えられるようになっているなかで、自分から動けたというのは収穫だと思います。
Q:先頭に出てから、すごく後ろのことを気にしているように見えました。
いつ後ろからくるか構えていたのですが、脚がなかったです。
Q:どうやったら強い2人に追いつくか、という部分は見えましたか?
ジェイソンコーチからは、「前に出ていく時にもっと踏んでいたら、もう少し近い距離で勝負できていたんじゃないか」というフィードバックはもらいました。
まだ判断が遅いところがあるのと、日和ってしまうというか、勇気が出ずに100パーセントで踏めないところが課題です。
この経験を生かして、『ジャパントラックカップ』を走りたいと思います。
Q:最終日はスプリントへの出場が控えています。
予選ではトルコ・ネーションズカップで出した自己ベスト(10秒928)が目標です。トルコはすごく速いバンクでしたが、明日もあのタイムを目指していきます。そして対戦ラウンドでは、できるだけ勝ち上がってたくさん走りたいですね(笑)。
小原乃亜 インタビュー
Q:2日連続で決勝まで進みましたが、表彰台にはわずかに届きませんでした。
昨日の反省点を活かして、積極的に動いていけたらと考えていました。
改善できた部分もありますが、動きが少し遅れてしまったり、後ろから来た選手に合わせて行こうと思ったところで浮いてしまい、無駄足を使ったりという部分が反省点です。
ただ、大前提としてまだ力が足りていない。もっと土台の力をつけないと戦えないなと感じました。力負けです。悔しいです。
Q:初日はチームスプリントにも出場しましたが、走ってみていかがでしたか?
チームスプリントにしっかりと取り組むのは初めてだったので、すごく緊張しました。
スタートで遅くなってしまい、焦ってしまったのが課題です。
Q:今後に向けて、強化していくポイントを教えてください。
スタートから半周までのスピードと、あとはやっぱり根本的な脚力の部分です。すべてを底上げしないといけないです。
Q:最終日、スプリントの意気込みを聞かせてください。
初日・2日目と悔しい結果に終わっているので、しっかりと切り替えて頑張ります。
酒井亜樹 インタビュー
Q:前日に続き、7位という結果となりました。振り返ってみていかがですか?
良いところがなく、力不足を感じています。
特に昨日は、すごく久しぶりのケイリンだったので手探りな部分もありました。結果は良くなかったですが、自分ができること、苦手なことが少しずつわかってきたのは良かったと思います。
それだけに、今日こそは決勝に行きたかったです。
Q:初日のチームスプリントでは、金メダルを獲得しました。
金メダルを獲ることはできましたが、自分のタイムとしては悪かったです。
すごく調子が良かったわけではないですが、自分が思ったよりもタイムが出なくて……ショックというか、力不足を感じました。
私がもっと早く走れたら、そのスピードが2走・3走とつながっていくので、足を引っ張ってしまったと思います
Q:調整の部分でも苦労しましたか?
アジア選手権、ネーションズカップが続いたあと、体調も崩してしまい、あまり練習を積むことができませんでした。
期待できるような状況じゃなかったのは事実ですが、もっとやれることはあったかなと思います。
Q:最終日はスプリントへの出場です。
しっかりと自分の力を出し切り、予選を勝ち上がって、対戦ラウンドでもチャレンジしていきたいと思います。
酒井・仲澤・小原の布陣で金獲得 「もっとレベルアップを」 女子チームスプリント/香港インターナショナルトラックカップ I