自転車トラック競技の選手は一般の人と比べてどれほど強いのか?そんな疑問を持った編集部。
「そうだ!ジェイソンと戦ってみよう!」
と安易な考えから始まったジェイソン・ニブレット短距離ヘッドコーチ(※注:選手ではないですが……)との対決企画。
More CADENCE木村編集員vsジェイソンコーチ、この記事は4戦中2戦目のレポートとなる。
勝負の舞台となったのは、伊豆ベロドロームの隣に位置するサイクルスポーツセンターの遊園地。
第1回戦はジェイソンの圧倒的なパワーによる勝利となり、日本代表を束ねるコーチの強さの証明が成された結果となった。
リベンジに燃える木村が挑むラウンド2。
ジェイソンvs木村、第2回戦はおもしろ自転車を使ったレース対決。
サイクルスポーツセンターオリジナル自転車を利用し、設置されたコースを早く走り切った方の勝ちとなる。
勝負に使われたのは似たような形をしたバナナ(小):ジェイソン号ときゅうり:木村号。50mほどのストレートの後にU時カーブを経て、最終ストレートへと入る超短期決戦のコース設定。
しかしエンジンとなる出力は、バイクに例えると木村が50㏄なのに対し、ジェイソンは1000㏄程度だろうか。なかなか難しい勝負となるのは明白だった。
レースがスタートするとスプリンターとして一気に加速したのはジェイソンコーチ。バナナを踏み上げて一気に前に出ていく。
流石のダッシュを見せるジェイソンコーチ
一方の木村編集員は、いきなりペダルを踏み外してしまい、時間のロスをしてしまう。そしてこの隙にジェイソンコーチがさらに加速し、大差でフィニッシュ。正にスプリンターと言えるダッシュ力を見せての圧勝となった。
フルスロットルのジェイソンコーチ
この勝負はジェイソンの圧勝。
これぞ大差
しかし、木村編集員からすると慣れない中での対決でペダルから足が外れてしまった不運もある。そして何より圧勝すぎると面白くないため、勝負はもう1本やってみて決めようとの編集長の提案で2人は再戦することが決定した(もちろんジェイソンコーチは大反対。しかし決定は覆らず)
ということで、再びの決闘。
ジェイソンコーチは消防車を選択
木村編集員は修善寺行の東海バス……安全運転フラグ?
よーいスタート!!
左:ジェイソンコーチ 右:木村編集員
レースがスタートすると、リードを得たのは何と木村!?
僅かながらもジェイソンコーチより先に進んで1コーナーへと入っていく。
拮抗した勝負になるか?
しかし!
ここで素人木村の弱さが露呈してしまう。
1コーナーに入る際にインを切らなかったため、コーナーでジェイソンコーチにインを取られてしまう木村。そして並走しながらアウトサイドを走らされ、木村は消耗していく。2コーナーを抜ける際にはジェイソンが前に出ていくと、後ろから微差で木村が追っていく。
巻き返せるのか木村!?
結果は最終ストレートで前を譲らなかったジェイソンコーチが逃げ切って先着。
木村を突き放したジェイソンコーチ
勝利のガッツポーズ(かっけえ)
泣きの2本目もジェイソンコーチが制し、ナショナルチームの威厳を見せる結果となった。
第2回戦 おもしろ自転車レース対決 | |
勝者 | 敗者 |
ジェイソン
1本目〇 2本目〇 (15ポイント ※通算) |
木村
1本目× 2本目× (0ポイント) |
後半戦となる第3回戦はサイクル立体迷路早抜け対決。
果たして木村がジェイソンに対して一矢を報いることはできるのか?
勝負の模様は別記事でお伝えする。