8月5日〜8月11日に開催される『パリ2024オリンピック』自転車トラック。

本記事では、ドイツ自転車トラック代表選手団を紹介。2024年7月3日にドイツ自転車競技連盟が発表したリリースをもとにお伝えしていく。

rad-net / Official website of the German Cycling Association(2024年7月3日)

ドイツ代表選手団(トラック)

★リザーブ選手

代表選手 出場枠獲得種目
トラック短距離 男子 シュテファン・ボティシャー
マキシミリアン・ドルンバッハ
ルカ・スピーゲル
★ニック・シュレーター
スプリント
ケイリン
チームスプリント
女子 リー ソフィー・フリードリッヒ
ポーリン・グラボッシュ
エマ・ヒンツェ
★アレッサ カトリオナ・プロップスター
トラック中長距離 男子 トビアス・バック
ロジャー・クルーゲ
テオ・レインハート
ティム トーン・トウデンベルグ
★フェリックス・グロス
オムニアム
マディソン
チームパシュート
女子 フランチスカ・ブラウス
リサ・クレイン
マイキ・クローガ
ローラ・ズイスミルヒ
★レナ シャーロット・ライスナー

2024年7月3日に発表されたリリースでは、各選手の出場種目は発表されていない。

出場枠獲得種目:UCI QUALIFYING PLACES AS OF 23.07.2024

【注目選手】無敗の女子短距離トリオ

(左から)ポーリン・グラボッシュ、エマ・ヒンツェ、リー ソフィー・フリードリッヒ

3人制の女子チームスプリント*が初めて導入された『2021世界選手権トラック』から、無敗の3連覇を達成しているドイツチーム。3人制チームスプリントが初実施されるパリオリンピックでも優勝が期待される。

女子チームスプリントは『2020世界選手権トラック』までは2人制で実施されていた

(左から)佐藤水菜、リー ソフィー・フリードリッヒ、ステフィー・ファンデルピート

日本チームが出場する女子ケイリン・スプリントの個人2種目でも、金メダル候補のドイツ。各種目への出場が予想される注目選手を2人紹介。

ケイリンでは2021年2022年の世界選手権で2年連続、佐藤水菜の金メダルを阻んできたリー ソフィー・フリードリッヒが最注目株。2024年のヨーロッパ選手権でもエマ・フィヌカン(イギリス)を抑えての優勝を飾った。

(左から)佐藤水菜、エマ・ヒンツェ、マチルド・グロ

スプリントではフリードリッヒに加え、『2020世界選手権トラック』以降の短距個人離種目にて、4大会連続表彰台を獲得しているエマ・ヒンツェに注目。

2024ネーションズカップ第1戦』のスプリントでは佐藤水菜との死闘を制し優勝を勝ち取った。

【注目選手】マディソン欧州3連覇コンビ

男子マディソンへの出場が見込まれているロジャー・クルーゲとテオ・レインハート。ヨーロッパ選手権のマディソンで3連覇を達成しているベテランコンビだ。

ロジャー・クルーゲ

1986年生まれのロジャー・クルーゲは、ポイントレース*で銀メダルを獲得した『北京2008オリンピック』から5度目・5大会連続の出場。

※ポイントレースは『ロンドン2012オリンピック』から単体種目として実施されていない。

テオ・レインハート

1990年生まれのテオ・レインハートは『リオ2016オリンピック』からの3度目・3大会連続の出場となる。レースを熟知したベテランコンビに要注目だ。

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