フランス・ルーベで開催の『2021世界選手権トラック』。10月20日の大会初日には、世界選手権で初の採用となった3人制の女子チームスプリントの、予選から決勝が行われた。
日本から出場した梅川風子/太田りゆ/佐藤水菜のトリオは、この種目に初出場、そして惜しくもメダル獲得には届かず4位となった。
優勝はドイツチームで、予選、1回戦、決勝と全てのレースで世界新記録を樹立する圧巻の走りを見せ、女子の3人制チームスプリント初代チャンピオンとなった。
チームスプリント ルール/勝ち上がり
チームスプリントは3人1組でレースを行う。1周250mのトラックを1列で走り、1周毎に先頭が離脱。最後は1人でフィニッシュし、3周のタイムを競う種目。勝ち上がりは予選→1回戦→メダル決定戦の順で行われる。
今大会に出場したのは全8チーム。2020年の世界選手権までは2人1組のレースが、今大会からは3人1組での編成となった。ドイツ、ロシア、カナダなどの強豪に加えて、日本からは梅川風子/太田りゆ/佐藤水菜が参戦。3人制のチームスプリントの初チャンピオンの座を争う。
予選
Let's go! 🏁
Women's Team Sprint Qualifying underway to mark the start of the evening session at #Roubaix2021 pic.twitter.com/d06DesjASu
— UCI Track Cycling (@UCI_Track) October 20, 2021
最初のスタートとなった日本チーム。第1走に梅川、第2走に太田、第3走に佐藤の編成。記念すべき3人の初の公式タイムは49秒178で全体の6位。1回戦では、予選3位のカナダとメダル決定戦進出をかけて戦うことになった。