2023年1月4日から1月8日にかけて実施された『2023フランス国内選手権』。
2022年には世界選手権が開催され、2024年にはオリンピックが開催されるフランス。2大会ともパリ近郊のサン=カンタン=アン=イブリーヌが開催地となっている。しかし今大会の開催地は、『2021世界選手権トラック』も実施された、フランス北部のルーベ(Roubaix)にあるベロドローム。国際大会で活躍する強豪選手が集結し、トリコロールのチャンピオンジャージを争った。
この記事では、本大会で実施されたエリートカテゴリーのリザルトをお届けしていく。
ざっくりとリザルト紹介
2023年のフランス国内選手権で好成績を残した主な選手は、以下のメンバー。
短距離 | 男子 | ライアン・エアル セバスチャン・ビジエ メルビン・ランデルニュー トム・デラシェ |
女子 | マチルド・グロ タキ マリー ディヴィン・クアメ ジュリ・ミシャウ |
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中長距離 | 男子 | ベンジャミン・トマ トマ・ブダ ドノヴァン・ゴロンダン コランタン・エルメノー トーマス・ドゥニス |
女子 | バレンタイン・フォルタン クララ・コッポニ マリオン・ボラス ヴィクトワール・ベルト ジャドゥ・ラバスタグ |
2022年8月に実施された前回大会では、主にロードでも活躍する中長距離の主力メンバーらが出場を見送っていたが、年明け早々に開催された本大会にはそうした強豪選手たちも参戦した。
一方の短距離では前回大会同様、2022年の世界選手権・ネーションズカップ・ヨーロッパ選手権で活躍した選手たちが表彰台を独占する結果となった。『2022世界選手権トラック』では3種目でアルカンシェルを獲得、その他4種目でメダルを獲得したフランスチームの主力メンバーが全員出場した今大会。
自国開催となる2024パリオリンピックでは、誰がどの種目でフランス代表を務めるのか。今大会で好成績を残した選手には今後特に注目が集まる。
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