短距離

中長距離種目・男子

ディラン・ビビック

個人3種目とマディソンの4種目が実施された男子中長距離。

オムニアム・マディソンでは、前大会チャンピオンであるディラン・ビビックが2連覇を達成。現在アルカンシェルを保持しているスクラッチも制し3冠を達成した。

（左）ディラン・ビビック（右）マイケル・フォーリー

個人パシュートでは同じく前大会チャンピオンのマイケル・フォーリーが、ディラン・ビビックを上回り2年連続優勝。『2022ジュニア世界選手権トラック』で個人パシュートを制したカルソン・マターンは銅メダルを獲得している。

その他2022年のチャンピオンズリーグに、ディラン・ビビックとの若手コンビで出場し表彰台も獲得したマティアス・ギルメット（21歳）もマディソンで優勝、スクラッチ銀メダルの活躍を見せた。

マティアス・ギルメット

ジュニアカテゴリー*を卒業したばかりの選手や20代前半の選手が2年連続で表彰台を独占しているカナダ男子中長距離。世界トップの舞台でも表彰台を獲得していることから、パリオリンピックに向けた戦いでもその存在感を示してくるだろう。

※ジュニアカテゴリー：17・18歳

個人パシュート

リザルト

スクラッチ

リザルト

オムニアム

リザルト

マディソン

リザルト

中長距離種目・女子

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同じく4種目が実施された女子中長距離種目。

前回大会にて表彰台のトップに登り、2022年のチャンピオンズリーグにも出場を果たしたマギー・コールズリスターとサラ・バンダムは今大会への出場を見送り。

ディフェンディングチャンピオン不在のなか、光る活躍を見せたのがアリアン・ボノム。過去にコモンウェルスゲームズやトラックワールドカップ*などでメダル獲得の実績を持つ28歳。全4種目制覇を成し遂げた。

※トラックワールドカップ：ネーションズカップの前身大会

その他前回大会でも表彰台を獲得し、サラ・バンダムらと『2022世界選手権トラック』への出場も果たしたエリン・アットウェルやルビー・ウェストもメダルを獲得。

ルビー・ウェスト（24歳）と、銅メダル3枚を手にしたキアラ・リリック（19歳）は、ともにシクロクロスでも活躍する選手だ。

↑ルビー・ウエスト

マギー・コールズリスターなどトラック中長距離とロードを兼業し活躍する選手は多いが、シクロクロスとの二足の草鞋を履く選手は珍しい。異なる自転車競技を繋ぐ新たなスター選手になるかもしれない。

参照：Cycling Canada 2021-2022ナショナルチーム

個人パシュート

リザルト

スクラッチ

リザルト

オムニアム

リザルト

マディソン

リザルト

参照：リザルト（UCI） , CANADA CYCLING