ざっくりリザルト紹介

短距離種目・男子

表彰台に登ったメンバーは、2022年9月に行われた前回大会とほとんど同じ。

しかし個人3種目で異なる3選手が優勝した前回大会と異なり、2023年大会ではジェームズ・ヘッジコックが3種目で金メダルを獲得。チームスプリントも制し4冠の完全制覇を成し遂げた。

ニック・ワメス

前国内チャンピオンのニック・ワメス（スプリント）、ライアン・ドディク（1kmTT）はそれぞれの種目で銀メダルを獲得。

その他前回大会の個人種目ではケイリンの銅メダル1枚に終わっていたタイラー・ロークが、スプリント・ケイリンの2種目でメダルを獲得。チームスプリントではジェームズ・ヘッジコック、ニック・ワメスとともに2連覇を達成した。

ジェームズ・ヘッジコックやタイラー・ローク、東京2020オリンピックへの出場も果たしたニック・ワメスの3人はまだ20歳〜24歳の若手選手だ。

（中央）ディラン・ビビック

また19歳ながらに『2022世界選手権トラック』にて窪木一茂らを上回りアルカンシェルを獲得したディラン・ビビックが、1kmTTに出場し銅メダルを獲得。ポテンシャルの高さを示した。

2大会連続で若手選手らが活躍したカナダ男子短距離。国際舞台でのさらなる活躍が期待される。

スプリント

リザルト

ケイリン

リザルト

1kmTT

リザルト

チームスプリント

リザルト

短距離種目・女子

東京オリンピック女子スプリント金メダリストのケルシー・ミシェルが4冠の完全制覇を果たした前回大会。

しかし2023年大会では、同じく東京オリンピックでケイリン銅メダルを獲得したローリン・ジェネストがスプリント・ケイリンにて優勝。

ローリン・ジェネスト

一方のケルシー・ミシェルはケイリンへの出場を見送り、1kmTTで金メダル・スプリントで銀メダルを獲得した。

（左）佐藤水菜（右）ケルシー・ミシェル

2022年のネーションズカップやコモンウェルスゲームにて、ローリン・ジェネスト、ケルシー・ミシェルとともにチームスプリントのメダルを獲得したサラ・オルバンは、優勝こそ逃したものの個人3種目でメダルを獲得。国際舞台で磨き上げたチームスプリントでは、ケルシー・ミシェル率いるチームに勝利し2連覇を果たしている。

（左）太田りゆ（右）サラ・オルバン

その他前回大会のチームスプリントにてサラ・オルバンらとともに国内タイトルを獲得したエリカ・ライダーは、ケルシー・ミシェルらとともに銀メダルを獲得。エリカ・ライダーは、2022年にホッケーからトラック競技に転向したばかりの新人選手。

ケルシー・ミシェルやローリン・ジェネストなどと同様に、カナダの才能発掘・育成プログラム「RBC Training Ground」に参加し、そのポテンシャルが認められた選手だ。

スプリント

リザルト

ケイリン

リザルト
※ケルシー・ミシェル出場せず（Round 1参照）

500mTT

リザルト

チームスプリント

リザルト

中長距離種目