中南米から多数参戦

2/5 Page

短距離・男子

(左から) マシュー・リチャードソン、ケビン・キンテロ、シュテファン・ボティシャー

男女それぞれ計4種目が実施される短距離。第2戦で表彰台を獲得していたイギリス・オーストラリアの2カ国が不参加となっているものの、開催国コロンビアや強豪国オランダを含む、第1・2戦で表彰台を獲得したほとんどの国がエントリーしている。

短距離 スプリント、チームスプリント
ケイリン、1km/500mTT

第3戦出場予定の第1・2戦メダリスト

(左から)ケビン・キンテロ、ハリー・ラブレイセン、マシュー・リチャードソン

個人種目のうち、ケイリン・1kmTTの2種目では第1・2戦それぞれの金メダリストが出場予定。どちらかが2枚目の金メダルを獲得するのか、それとも新たな王者が誕生するのだろうか。開催地コロンビアの選手にも期待がかかる。

そして特に注目なのが、第1戦のスプリントケイリンで2冠を達成したハリー・ラブレイセンの参戦。また、第1戦・ケイリンでラブレイセンに次ぐ銀メダル、ラブレイセン不在の第2戦では金メダルを獲得したケビン・キンテロが母国でどんな走りを見せてくれるのか、要注目だ。

選手名 国名 第1戦(グラスゴー) 第2戦(ミルトン)
クリスティアン・オルテガ コロンビア 1kmTT・金
ケビン・キンテロ ケイリン・銀 ケイリン・金
サンティアゴ・ラミレス モラレス 1kmTT・銅
アレハンドロ・マルティネス チョロ スペイン 1kmTT・銅
ハリー・ラブレイセン オランダ スプリント・金
ケイリン・金
チームスプリント・銅
ジェフリー・ホーフラント スプリント・銀
チームスプリント・金
メルビン・ランデルニュー フランス 1kmTT・銀
シュテファン・ボティシャー ドイツ ケイリン・銅
チームスプリント・銅
シュエ・チェンシー 中国 1kmTT・金
リュウ・シ チームスプリント・銀
ロア・ヨンチャ
チョウ・ユー

参照:TISSOT(リザルト)

その他の注目選手

ニコラス・ポール(トリニダード・トバゴ)
サム・デイキン(ニュージーランド)
サム・ウェブスター(ニュージーランド)

200mFTTの世界記録を持つニコラス・ポールも出場予定。第1戦ではスプリントで4位に入賞、今大会で表彰台獲得を狙う。

その他、ニュージーランドのサム・ウェブスターとサム・デイキンも注目の選手。サム・ウェブスターはリオ2016オリンピックやコモンウェルスゲームズなどで、過去に多くのメダルを獲得してきた現在30歳の選手。東京2020オリンピックにも出場し、短期登録選手として競輪で走っていた経歴も持っている。

サム・デイキン(26歳)は2022年3月に開催されたニュージーランド国内選手権でスプリント・ケイリンの2冠を達成するなど、調子を上げつつある選手。2022ネーションズカップ初参戦となるこの2人にも要注目だ。

参照:UCI世界記録(男子), New Zealand Olympic Team(Sam Webster)

短距離・女子

2/5 Page