2022年3月15日から3月19日にかけて、ニュージーランド国内選手権が実施された。
過去にも、世界チャンピオンを多く輩出してきたニュージーランド。今回の国内選手権では、東京2020オリンピックで銀メダルを獲得したエルレス・アンドリュースを除き、世界選手権などでメダルを獲得してきたスター選手の出場はなく、彼らを追うように国際大会への出場を徐々に経験している中堅選手や若手選手の出場が目立った。
ざっくりとリザルト紹介
出場メンバーのうち、東京2020オリンピックの補欠選手にも選出されていたり、「国際大会でよく見る名前」の印象を受けるのは以下のメンバー。今回の国内選手権でも表彰台に登る活躍を見せている。
短距離 | 男子 | サム・デイキン ニコラス・ケルゴゾウ |
女子 | エルレス・アンドリュース | |
中長距離 | 男子 | ジョージ・ジャクソン |
女子 | ブライオニー・ボサ ホーリー・エドモンドストン |
以上のメンバーに加え、東京オリンピックの女子BMXレーシングに出場したレベッカ・ペッチも500mTTで優勝している。
オリンピックメンバーたちが金メダルをほぼ独占する一方、10代から40代までの選手が表彰台入りを果たしているなど、各世代の層の厚さを感じられる大会となった。
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