パリオリンピックで日本発祥の競技『ケイリン』にて金メダル獲得を目指す日本チーム、男子ケイリンでは山﨑賢人が7位の結果を残した。日本からは4人が出場したが、順位決定戦に勝ち進んだのは山﨑のみとなった。優勝したのはケビン・キンテロ(コロンビア)。
男子ケイリンには36人が出場。日本からは寺崎浩平(チーム楽天Kドリームス)、山﨑賢人(チーム楽天Kドリームス)、小原佑太、中野慎詞の4人がエントリー。
海外からはケビン・キンテロ(コロンビア:ネーションズカップ第1戦2位)、シュテファン・ボティシャー(ドイツ:2019世界選手権ケイリン銅メダリスト)、マシュー・リチャードソン(オーストラリア:ネーションズカップ第1戦3位)など強豪が揃った。
1回戦 山﨑が快勝、中野にトラブル
日本人選手は寺崎が第2組、中野が3組、小原は4組、そして山﨑が5組となり、1着までが勝ち上がりのレースに臨んだ。
寺崎は後方から攻める展開となるが前に出れずに4着で敗者復活戦へ。
中野は最終ストレートまで先行するが、最後にマシュー・リチャードソン(オーストラリア)に差されてしまう。そしてフィニッシュ直後にリチャードソンと接触したのか、落車して担架で運ばれた。敗者復活戦はDNS(スタートせず)。
小原も先行する形となったが、地元カナダのライアン・ドディクに差されて3着で敗者復活戦周りとなった。
一方で山﨑は最終周回で5番手から一気に前をかわしていき1着。力強い走りで準決勝進出を決めた。
写真はレース後の山﨑だが、嬉しさを堪えているような……
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