脇本雄太「っあ”〜〜〜〜〜〜!!!!」
僅差で勝ちを逃した脇本。レースから検車場に戻った直後は「っあ”〜〜〜〜〜〜!!!!」と言葉にならない悔しさを吐き出した(インタビューは少し時間を置いてから行われた)
一発レースだから、しょうがないってところもありますよね。「自分のレースをしたい」という意思があって、結果としては残念なものにはなりましたけど、自分の中の目標は達成できました。あとちょっとって感じです。
今日のグランプリに向けて頑張ってきました。緊張しました。世界選手権などとは別の緊張でしたね。出走前の雰囲気とか、お客さんの声援とか。また年明けからナショナルチームの合宿なので、今年いっぱいは競輪選手として今日のことを振り返って過ごしたいと思います。
新田祐大「もっと爆発力を生かせれば」
脇本が動いた時、番手勝負した方が可能性があると思って、飛びついて勝負しました。
自分自身も慌ててたんだと思うんですが、思いっきり行くというよりはじわじわ踏み込んでしまったので、それが脇本のペースに合わされたという感じです。もっと爆発力を生かせればよかったんですが。
ダメ元で行くだけ行って、ダメだったらあとは慎太郎さんに任すつもりでした。自分はその時点で脇本を抜けてないようなスピードで、苦しい状態で、とりあえず被ってしまうと慎太郎さんも勝負にならないし、そのあとは慎太郎さんに任せました。
もちろん優勝を狙っていた中での結果です。ラインから優勝が出たことは本当に嬉しい。慎太郎さんは「自分の走りをしろ」と、ずっと言ってくれていて、今日も同じことを言ってくれました。悔しい思いもたくさんしてきたはずで、慎太郎さんの優勝に僕も貢献できたのは嬉しいです。
新田の着順は4着であったが、ともに福島ラインとして走った佐藤が優勝。レース後は自分が優勝したかの如く喜んでいた。表彰式前、検車場にやってきた佐藤と新田が握手を交わすシーンも。佐藤が「来年はサポートするからな!オリンピックとかも!」と言うと「じゃあ資金面でお願いします!」と軽口で返し、報道陣の笑いを誘った。
¥100,000,000-GET先輩と! pic.twitter.com/fcbLAd3TQr
— – 新田 祐大 / Nitta Yudai – 自転車選手 (@yudai_nitta) December 30, 2019