ここまでの立川競輪場ガイドでは、立川競輪場へのアクセス方法(Vol.1)と、場内の施設や観戦スポット(Vol.2)について取りあげてきた。

第3弾となる本記事では、その際に触れられなかった『特別観覧席』をご紹介。混雑が見込まれるKEIRINグランプリ2019を賢く快適に観戦するならば、是非抑えておきたい施設である。

特別観覧席とは?

立川競輪場には、通常の観戦スポット以外にも特別な席がいくつか用意されている。それらは特別観覧席と呼ばれ、メインスタンドの2階以上とバックスタンドがそれに該当する。特別観覧席の中でも更に特別な席には『プレミアムルーム』などといった名称が与えられている。

立川競輪場

バックスタンド2F

それらを利用するには入場料以外に、追加料金を支払う必要がある。

追加でお金を払うのは勿体無い?いやいや、そんなことはないのだ。バンク全体を見渡すことが可能な席や、グループで盛り上がることの出来る席、1人で黙々と予想に集中することが出来る席など、様々な魅力が詰まった席が用意されている。一考の価値があるのでは?

立川競輪場

メインスタンド2F

それぞれの場所・席数・入場料金は下記の通り。

席の種類 場所 座席数 料金
ロイヤルルーム メインスタンド5階 20席 5,000円
(場外開催時:3,000円)
特別観覧席 メインスタンド4階 446席 500円
(場外開催時:300円)
特別観覧席 メインスタンド3階 306席 500円
(場外開催時:300円)
特別観覧席 メインスタンド2階 304席 1500円
(場外開催時:1000円)
プレミアムルーム メインスタンド2階 グループ席 2室(1室8名まで) 5,000円
メインスタンド2階 グレード席 12席 1,000円
特別観覧席 バックスタンド3階 322席 300円
特別観覧席 バックスタンド2階 392席 300円

チケットの購入方法や特別観覧席への入場方法は本記事の4ページ目にてご紹介している。買い方を先に知りたいという方はそちらを参照して頂きたい。

メインスタンド

特別観覧席の中でも王道と言えるのがメインスタンド。座席数も設備の充実度もメインスタンドがやはり一番。

一面ガラス張りのスタンドは圧巻の一言である。ここからバンクを一望すれば競輪の新たな一面に気がつくかもしれない。もちろん、詳細なレース展開のチェックにも最適だ。

そして何よりも、雨風をしのげる屋内、尚且つ空調が効いているのは非常に快適と言えるだろう。グランプリや鳳凰賞典が開催される冬場でも暖かく過ごすことが出来そうだ。

ちなみに二人掛けの席が多いが、これらはセットではなく個別で販売されている。2人で利用する場合にはそれぞれがチケットを購入する必要がある。

メインスタンド内には、発売・払戻の窓口はもちろん、ティーサービスや喫煙所、売店などが完備されている。また、3階にはレストラン「こぶし亭」が入っているので、特別観覧席を出ずとも一日を過ごすことが可能だ。

また、通常開催で利用可能なのは2階と3階のみであり、4階スタンドは普段は閉鎖されている。グランプリと記念競輪でのみ利用可能。

メインスタンド内 フロアマップ

実は一番レア!? バックスタンド