日本代表の東京オリンピック出場可能性は?W杯シーズン直前のポイントランキングをチェック

Final / Men Elite Team Sprint / ASIAN TRACK CHAMPIONSHIPS 2020

遂に今週末11月1日から、2019-2020シーズンのトラックワールドカップが開幕する。全6戦あるワールドカップと世界選手権が、2020東京オリンピックの出場枠を獲得するためのポイントを得る最後のチャンスとなる。今シーズンで全てが決まるのだ。

本記事では各大陸選手権終了後(10月22日時点)におけるオリンピックランキングを元に、日本代表がオリンピック出場権を獲得するに必要な種目毎の成績を確認していく。

東京オリンピックの出場枠の獲得方法については下記の記事にて詳しく取り上げているので、こちらも合わせてご参照いただきたい。

【トラック】2020年東京オリンピックの出場枠はどうやって獲得するの?

【短距離の出場枠】

短距離の出場枠の決まり方は、かなりややこしい。

チームスプリントは全部で8枠。ランキング上位8ヶ国が出場枠を確保出来る。さらにチームスプリントで出場枠を獲得した国は、個人種目のケイリンスプリントにも2枠ずつ出場枠を得ることが出来る。

ケイリン/スプリントはそれぞれ30の出場枠がある。各国に割り当てられる最大出場枠は2となっている。前述したように、その枠はまず大前提としてチームスプリントで枠を獲得した8ヶ国から2枠ずつ、計16の枠が埋まる。

残りの14枠は(チームスプリントで出場枠を得た国を除いた)ケイリン種目の上位7ヶ国がケイリンとスプリントの出場枠を1ずつ獲得する。最後の7枠は(チームスプリントで出場枠を得た国を除いた)スプリント種目の上位7ヶ国がスプリントとケイリンの出場枠を1ずつ獲得する。

かなりややこしいが、個人種目のケイリン、スプリントの場合はどちらか一方の出場枠を得ることで、両方の種目に出場することが可能となっている。

女子ケイリン

opw1女子ケイリン

ワールドカップ第1戦には太田りゆが出場予定。

日本はアジア選手権での活躍もあり、現在5位につけている。

ケイリンのランキンングで上位につけているロシア・オーストラリアの2ヶ国は、チームスプリントのランキングでも1位2位。この2ヶ国はケイリンのランキングには関係なくなるので、日本は事実上現在3位と考えて良いだろう。

日本の女子チームスプリントはオリンピックランキングでのポイントを持っていないため、女子短距離はケイリンとスプリントの個人種目の結果が非常に重要となっている。

女子スプリント

opw1女子スプリント

こちらも第1戦では太田りゆが出場予定。

日本はアジア選の結果で順位を3つ上げ、現在15位となっている。(ケイリン同様)チームスプリントのランキングで出場枠を獲得出来そうな上位8ヶ国を除くと、現状はボーダーラインギリギリの上から7番目。

16位の韓国、17位のスペイン、18位のコロンビアとは僅差なため、この3ヶ国には絶対に負けられない状況となっている。14位のイギリス、11位のアメリカはチームスプリントではなく、個人種目で出場枠を目指している国の一つ。そのイギリスとは現在289ポイント差であるため、今シーズンでの逆転が可能な差となっている。

男子ケイリン

opw1男子ケイリン

第1戦では松井宏佑小原佑太の2人が出場予定。

日本は現在ケイリンランキングにおいてダントツのトップ!!!2位のオランダとは500ポイント、3位のオーストラリアとは1000ポイント差がついている。また、チームスプリントの上位8ヶ国(上位から順にオランダ、フランス、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、ドイツ、ロシア、日本)のことは除外して考えて良いため、ケイリン単体で考えれば既にオリンピック出場に十分なポイントを持っていると考えて良いだろう。

男子スプリント

opw1男子スプリント

スプリントには小原佑太が出場予定。

日本は現在8位。チームスプリントで上位の国(オランダ、フランス、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、ロシア)を抜いて計算するとトリニダード・トバゴに続いて2番手であり、事実上のボーダーラインとなる6位7位のカナダ、チェコとは1200ポイント以上離れているため、2019-2020シーズンでも実力通りの走りが出来れば出場枠獲得圏外に落ちることはほぼ無いだろう。

ちなみに日本は男子チームスプリントでも現在8位につけているが、9位の中国、10位のポーランド、11位のトリニダード・トバゴとは300ポイント以下の接戦となっているため、油断が出来ない状況だ。

出場しない種目のランキング

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