10月20日、韓国で行われている『アジア選手権トラック2020』は女子スプリントの決勝戦が行われ、前回大会覇者であり、現世界王者のリー・ワイジー (李慧詩:香港)が中国のゾン・ティエンシー(鍾天使:中国)を下し4連覇を達成。3位には小林優香が入り銅メダルを獲得した。
女子エリートスプリントの出場は18選手。2016年の女子スプリント世界チャンピオン、ゾン・ティエンシー(鍾天使)、現役の世界チャンピオンであるリー・ワイジー (李慧詩:香港)といったワールドクラスの選手が顔を揃えた。
日本からは、小林優香と太田りゆが出場。
レースは、まずは予選200mタイムトライアルを行い、そのタイム順により勝ち上がりの組み合わせを決定し、その後、1対1のスプリントトーナメントで、今年のアジア王者を決めていく。
予選
予選200mタイムトライアルで10秒台を出したのは2人の世界チャンピオン経験者。
香港のリー・ワイジー (李慧詩)が10秒750。そして、ゾン・ティエンシー(鍾天使:中国)が10秒832。日本の小林と太田は、10秒台を出すことはできず、それぞれ5位と6位で本戦に挑むこととなった。
女子スプリント予選結果
1位:リー・ワイジー (李慧詩:香港)10秒750
2位:ゾン・ティエンシー(鍾天使:中国)10秒832
3位:リー・ホイヤン・ジェシカ(香港)11秒058
4位:ドウィプトリ・クリスモニタ(インドネシア)11秒620
5位:小林優香(日本)11秒093
6位:太田りゆ(日本)11秒147