準決勝
準決勝は、小林が香港のリー・ワイジー(李慧詩)。太田が中国のゾン・ティエンシー(鍾天使)と対戦。
小林優香vsリー・ワイジー(李慧詩:香港)
昨シーズンのワールドカップではこの種目負け無しの4勝。さらに3月の世界選手権を制し、現在世界最強のスプリンターとなったリー・ワイジー(李慧詩)。
そんな彼女に挑む小林はスプリント勝負ではなく、1本目、2本目ともに、ロングスプリントで逃げ切る作戦をとった。しかし2本目ともにリー・ワイジー(李慧詩)をちぎることはできず、最終バックストレートでかわされ敗戦が決定した。
太田りゆvsゾン・ティエンシー(鍾天使:中国)
一方、2016年の世界王者、ゾン・ティエンシー(鍾天使:中国)との対戦なった太田。
後ろ攻めとなった1本目、最終バックからのゾンの加速についていけず先着を許す。太田が前攻めとなった2本目。残り1周半で大外を走る太田のすぐ内側に入ったゾンは、太田の加速するタイミングを奪う。そして、そのまま前に出たゾンは、最終バックでスピードを上げて逃げ切り勝利。
これで決勝戦は、リー・ワイジー(李慧詩:香港)とゾン・ティエンシー(鍾天使:中国)の戦いとなり、銅メダルを日本人の2人が奪い合う事となった。