準々決勝
準決勝からは、いよいよ予選タイム上位選手との戦い。一発勝負ではなく3本勝負で行い、2本選手した方が勝利となる。
小林優香vsクリスモニタ(インドネシア)
小林の対戦相手は予選5位、インドネシアのドウィプトリ・クリスモニタ(インドネシア)。予選の200mのタイムトライアルではほぼ同タイムだ。
1本目は小林が先行する形でレースが進み、残り1周の鐘と共にペースアップ。そのタイミングでドウィプトリがインコースへ。しかし、小林はそれを一瞬見失ってしまう。
その間にドウィプトリが小林に並びかけるが、すかさず小林は前に出さないように内側につく。そのまま前の位置をキープした小林は先着したものの、進路妨害の違反をとられ、1本目はドウィプトリが勝利となった。
2本目。今度は後ろ攻めとなった小林は、残り1周で冷静にドウィプトリを追走。最終4コーナーから前に出て2回戦をものにし、対戦成績は1対1。
しかし3本目…小林がスタート位置についてもドウィプトリが現れない。1本目の進路妨害のアナウンスが届いておらず敗戦と誤認。既に会場を後にしていた。これにより3本目はドウィプトリのDNSとなり小林が次の準決勝に駒を進めた。
太田りゆvsリー・ホイヤン(香港)
太田は予選3位、香港のリー・ホイヤン・ジェシカと対戦。スピードで勝る相手に1本目を落とした太田だったが、2本目と3本目をしっかりと勝ちきって勝利。準決勝進出を果たした。