1月11日にインドネシア・ジャカルタで行われた『アジア選手権トラック2019』男子オムニアムで、橋本英也が昨年に続き2年連続、自身3度目の金メダルを獲得した。
アジア最高峰の選手が揃う
4種目(スクラッチ/テンポレース/エリミネーション/ポイントレース)の混成競技オムニアムにエントリーしたのは16人。日本からは2年連続優勝を狙う橋本英也が出場した。
対する選手たちは8月のアジア大会で橋本と僅差の勝負を遂げ最終的に橋本に敗れて準優勝したレン・チュンウィン(香港)、去年のアジア選手権で、これまた橋本と接戦を演じ敗れたミルザ・アルハマディ(アラブ首長国連邦 ※以下UAE※)、アジアの大会では近年上位に食い込んでいるザカロフ(カザフスタン)など。
第1種目:スクラッチ
トラック40周、10kmで争われたスクラッチ。レースはそれぞれの選手が様子を見つつ、最後の10周まで進む。
最後の10周からザカロフ(カザフスタン)とサインバヤール(モンゴル)が逃げ切りを図り集団を引き離すも、残り5周を前に橋本を筆頭に集団がこれを捕らえる。
そして最後は集団スプリント勝負へ。
この勝負を制したのはレン(香港)。橋本は残り5周を前に集団を引き連れたことが響いたのか、最後は伸びることが出来ず、この種目を5位で終えた。