いよいよ間近に迫ってきた年末の大一番『KEIRINグランプリ』シリーズ。
静岡競輪場を舞台に、28日(土)には『ヤンググランプリ2024』、29日(日)には『ガールズグランプリ2024』、30日(日)に『KEIRINグランプリ2024』が実施される。
この記事では、過去5年間の『KEIRINグランプリ2024』をプレイバック。
レースに向けて、気分を高めてほしい。
2019 佐藤慎太郎の最年長優勝
立川競輪場で開催された2019年。
壮絶なもがき合いとなった最終ストレート。2着の脇本雄太を1/4車輪差で競り落としたのは佐藤慎太郎。
当時43歳、山口幸二に並ぶ最年長タイでの優勝*となった。
*山口幸二は43歳5ヶ月、佐藤慎太郎は43歳1ヶ月
KEIRINグランプリ2019、佐藤慎太郎が最年長で初優勝・賞金1億円を獲得、脇本雄太2着・新田祐大4着/KEIRINグランプリ2019
2020 和田健太郎が初出場&初優勝 脇本は2年連続の2着
平塚競輪場での大一番。制したのは、この年が初出場でもあった和田健太郎。
脇本雄太は直線を先頭で迎えるも、惜しくも差され2年連続の2着となった。
新型コロナ禍の中での開催で、東京オリンピックも延期となった2020年。レース後のインタビュー写真でマスクをする和田の姿も印象的だ。
2021 静岡競輪場での開催 古性優作が優勝
2021年の覇者は古性優作。熱戦が繰り広げられたのは静岡競輪場で、本年(2024年)もこの会場で実施される。
この年に初のG1タイトルを獲得し、GP初出場した古性。勢いそのままに、2着の平原康多に2車身の差をつけ栄冠を手にした。
2022 3車の激戦を制した脇本雄太が悲願の初優勝
2022年は平塚競輪場にて開催。優勝は、これが4度目のグランプリ出場となった脇本雄太。
それまで5着(2018年)、2着(2019年)、2着(2020年)と惜しくも手が届いていなかった頂についに到達。2着は古性優作で、見事“近畿ワンツー”を決めた。
なお、この勝利で脇本の年間獲得賞金は約3億584万円となり、年間獲得賞金最高額を樹立した。
2023 松浦悠士が広島勢初のGP制覇
まだ記憶にも新しい2023年。立川競輪場を舞台に繰り広げられた激闘は、松浦悠士の初戴冠という結果で幕を閉じた。
清水裕友に前を任せてのレースで、広島勢初のグランプリ制覇を達成。
レース後のインタビューでは、「『嬉しい』しかない」と喜びを爆発させた。
今年はどんなドラマが待ち受けているのか。
期待を胸に、当日を待ちたい。