その年の女子競輪選手No.1を決定するレース『ガールズグランプリ』。2024年は12月29日、静岡競輪場で行われる。
この記事では2024年最初にグランプリ出場を確定させた、児玉碧衣選手を紹介する。
児玉碧衣プロフィール
こだま・あおい(福岡/108期)
デビュー年 | 2015年 |
ガールズグランプリ出場歴 *…優勝 |
2016、2017、2018*、2019*、 2020*、2021、2022、2023 |
出場権獲得 | G1優勝 (オールガールズクラシック) |
2015年に競輪選手デビューし、翌年から9年連続のガールズグランプリ出場となる児玉碧衣。2018〜2020年は3年連続で優勝もしている。
そかしその後は高木真備(現在は引退)が優勝した2021年、
落車で悔しい結末となった2022年、
世界で鍛えた佐藤水菜の力が国内でも発揮された2023年と、
連続で栄光を逃す結果に。
とはいえ、勝率72.2%を記録*する実力者であることは変わりない。その走りは多くのファンに評価され、「8年連続ファン投票1位(2024)」となっている。
※2024年11月18日時点
2024年は年内最初のガールズG1『オールガールズクラシック』で優勝。地元・久留米のバンクで「競輪人生で一番じゃないかと思うくらい」の声援の中、一番乗りでガールズグランプリへの出場を決めた。
優勝後のコメントは「『やっぱり児玉は強い』と思っていただけるような走りを続けていきたい」。「やっぱり!」とつい口をつくようなレースが、年末に繰り広げられるだろうか。
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「『やっぱり児玉は強い』と思われるように!」児玉碧衣が地元G1を完全優勝、ガールズグランプリ2024の権利を獲得『第2回オールガールズクラシック(G1)』久留米競輪場
ガールズグランプリとは?
2023年から新たにG1グレードが追加された、ガールズケイリンの最高峰レース。ビッグレース(=G1)での優勝者と、賞金獲得上位の7選手が出場できる。
男子と異なり選手同士の連携がないため、選手個々の力、メンタルの強さ、戦術が際立つとも言える。自分との戦いを勝ち抜いた選手だけが立つことのできる、年に一度の晴れ舞台だ。
なおガールズG1は2024年現在3つ。2025年には4つ目のガールズG1『女子オールスター競輪』が新設される。
ガールズグランプリ2024選考基準
選考期間:2024年1月~2024年11月(2024年度競輪祭女子王座戦最終日)
・開催時L級在籍
1)選考期間におけるG1優勝者
2)パリオリンピック自転車競技ケイリン金メダル獲得者
(1月から10月の平均競走得点が上位20位以内の者)
3)選考期間における選考用賞金獲得額上位者
(同額の場合は1月~10月開催までの平均競走得点上位者)
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