2023年の総仕上げ「KEIRINグランプリ2023シリーズ」が立川競輪場でスタートする。シリーズ2日目、12月29日には女子No.1を決定するガールズグランプリが開催。前検日には前夜祭を欠席した久米詩も来場し、7選手が揃った。出場選手たちの共同インタビューコメントをお届けする。

ガールズグランプリ2023

車番 選手名 府県/期別
1 佐藤水菜 神奈川/114期
2 児玉碧衣 福岡/108期
3 梅川風子 東京/112期
4 久米詩 静岡/116期
5 尾方真生 福岡/118期
6 吉川美穂 和歌山/120期
7 坂口楓華 愛知/112期

1番車:佐藤水菜

Q:2023年はどのような1年でしたか?

今年のガールズケイリンは3月のガールズケイリンコレクションから始まりました。その時はネーションズカップで2大会連続金メダルを獲得して、気持ちとしても乗っている状態。そこからハードなスケジュールで臨んだガルコレでしたが、しっかり優勝することができました。

順調だなと思ってたんですが、勝てるようになったが故に低迷するというか……迷いが出るようになってしまい、お客様に選んでいただいた8月のオールスターでは結果を出すことができませんでした。でもそこからしっかり立て直すことができたのかなと思います。

松戸のオールガールズ(10月)から「切り替えなきゃ」とすごく感じて、チャレンジするようになりました。松戸、小倉、そしてこの立川で3回目で、挫けそうになってる部分もあるんですが、しっかり強い気持ちで走らなきゃと思っています。

Q:23日(土)に沖縄合宿から戻ったと伺っています。

土曜日に帰って、土日はオフとして、月曜はロード練習と軽いローラー、火曜日がバンクとジムって感じ。筋力維持をメインとした練習になっています。

Q:競輪用の自転車には乗られましたか?

ベロドロームで乗りました。怖かった〜!全然乗れなくて、もがくこともできなくて、自分の自転車じゃないみたいでした。不安しかなかったです。

Q:違いの最もたるものはギアでしょうか?

ハンドル周りが全部違うのと、セッティングが違うのと、そして女子の中で大きいのがサドルの問題。フィットしないんです。普段から色んなギアで練習してるので、そこは案外問題ないです。

さっき指定練習に乗って「少しはマシに……なったかな〜!?」って感じ。また公開練習でしっかり練習して、調整していきたいと思います。

Q:1番車ですが、何か思い入れはありますか?

気合を入れてスタートを取りに行って怪我をしたことがあるので、気合を入れすぎないように気をつけなきゃなって(笑)

Q:当日はどのような走りを見て欲しいですか?

弱気にならず、強気の走りをテーマにしています。しっかり強い気持ちで走りきれるよう、喝を入れてもらえればと思います。

それがどんなレースであっても「自分に負けたくない」 ガールズグランプリ2023佐藤水菜インタビュー

2番車:児玉碧衣

Q:2023年は骨折からのスタート。振り返っていかがですか?

初めて骨折を経験して、最初は苦しい時期が続きました。賞金でグランプリに出るには厳しい位置にいる中、パールカップを獲って……特に今年は自分で自分を褒めてあげたいなと思っています。

Q:8年連続8回目のグランプリです。G1ができた初年度ですが、過去と気持ちの面は違いますか?

いつも通りです。ただG1を獲って早い段階でグランプリを決めてしまって「絶対獲らなければ」と思ってる人たちと比べて熱量が違ったなと思います。そこは来年の課題ですね。

でもグランプリは1年に1回のこと。直前に2開催久留米開催もあってバイク練習はあまりできませんが、しっかりタイムも出ているしやることはひとつだと思っています。自信を持って走りたいと思います。

Q:2番車です。

思い入れはないですが……黒なので痩せて見えるかなと思います(笑)

Q:ファンの皆様にどのような走りを見て欲しいですか?

今年の初めは全然成績が出せなくて、パールカップ終わってからのG1でも全然ダメダメで。でも最後は優勝して、応援してくださる皆様と一緒に喜びたいなという気持ちがあります。誰とか気にせず、自分の力を出し切ることを目指して頑張りたいと思います。

 

「現役でいる限りはトップで走り続けたい」ガールズグランプリ2023 児玉碧衣インタビュー

3番車:梅川風子

Q:2023年は競技に力を入れつつも競輪祭女子王座戦で優勝。振り返ってどのような1年でしたか?

ガールズケイリンでは納得のいく成績がなかなか残せていませんでした。年末に向けた競輪祭で、体調の悪い中で良い勝負ができて、1戦1戦全力で戦うことができました。そういう意味では収穫のある1年として締めくくれるのかなと思います。

Q:前夜祭(19日)は沖縄合宿から1日だけ戻ってきての参加でした。その後どのように過ごされましたか?

合宿は12月3日からこの間の土曜日(12月23日)まででした。その後はケアして、1日2日ほど自転車に乗ってウェイトをしたくらいです。

昨日一昨日でガールズの自転車に久々に乗ったのですが、チグハグ、おもちゃに乗っているような感覚。先ほど指定練習に乗りましたが、明日の練習も合わせてなんとかすり合わせをしてマッチング度を上げていきたいなと思っています。ただ気持ちの面は整っているので、後はそこだけです。

Q:立川バンクは1着も多いバンクです。

バックの重さが特徴的という点は、先ほど走ってみても相変わらずでした。その辺りも踏まえていきたいですね。風もあるし、日陰がある関係でホームとバックの踏みごたえが違います。

Q:3番車という点はどうでしょう?

車番の色には特に感想はありませんが、このような大きなレースで内枠なのは位置を取りやすい、選択肢が増えるという点で良いです。

Q:当日、どのようなレースを見せたいですか?

ガールズケイリンの(年間)後半戦を、1戦1戦と思って走ってきました。少しずつ実を結んできているのかなと思います。後悔するのも充実するのも紙一重だと思っているので、後悔のないようにやりたいと思っています。

「貪欲に1位を目指すこと」競技での学びを競輪へ ガールズグランプリ2023梅川風子インタビュー

4番車:久米詩

Q:前夜祭は体調不良で欠席でしたが、体調面はどうですか?

前夜祭前の土日で体調を崩してしまい、水曜・木曜くらいまで休みました。その後1週間くらいはしっかり練習できています。一度ガクッと落ちましたが、かなり戻ったかなと思います。

Q:前夜祭、楽しみにしていたのでは?

楽しみでした!コロナの影響でしばらくリモートで、やっとお客さんの前で……って話でしたので楽しみにしてたんですけど。残念ながら、でした。欠席理由が体調不良だっただけにご心配もかけてしまい、申し訳なかったです。それを払拭できるくらいの走りができればと思います。

Q:2023年は5月のコレクションで優勝。7月のサマーナイトでも優勝しました。賞金ランクも1位、振り返ってどうですか?

今年の初めくらいから意識を変えて、グランプリを現実的に考えてトレーニングをしていました。それが現実になってここに立てることを嬉しく思います。

Q:ナショナルチームとの練習は大きいですか?

そのほかにもメンタルトレーニングなど、色んな角度から見直して伸び代を探しました。その一環として良い環境でやれたことは大きかったと思います。

Q:直前の仕上がりはいかがですか?

バイク誘導もしてもらってスピード練習もできています。体調不良明けは感じも良くなかったですが、しっかり長い距離を乗って脚を戻して、戻れたかなという感じです。

Q:立川バンクはどうですか?

寒くて重くてと聞いてました。風は確かにありましたが、あまり悪いイメージはないです。

Q:当日はどのような走りを見せたいですか?

今年1年の集大成として、自分らしい走りができればと思います。自力自在で。

「瞬間瞬間を全力に それが結果となる」ガールズグランプリ2023 久米詩インタビュー

5番車:尾方真生

Q:3年連続のガールズグランプリです。今年1年はどのような年でしたか?

グレードレース以外はしっかり周りを見て走れて、自力も出せたと思います。できることはしっかりやってきたし、気持ちもこれまでよりは「グランプリに来たな」という感じがあります。頑張りたいです。

Q:前夜祭(19日)の直前まで競走に参加されていました。直近はどのように過ごされましたか?

師匠に言われたメニューをそのままやってきました。セッティングは京王閣開催の前にしっかり見てもらって、そのままです。

Q:その京王閣で優勝ということで、手応えもバッチリ?

うーん、普通です……

Q:立川バンクはいかがですか?

まだ指定練習に乗っていません。冬は重いと聞いてましたが、グランプリのための改修が入って奥井(迪)さんが「いつもより軽かった!」と言ってました。初日の公開練習に乗って感じを見たいです。でもバンクコンディションはあまり気にしません。

Q:5番車です。

黄色はあまり好きじゃないです。でも毎年外枠ですが、ちょっとずつ内にはなってるので、頑張りたいです。

Q:どのような走りを見て欲しいですか?

今年はなんでもやりたいと思ってるんですが、その中でもしっかり魅せるレースができればと思います。思いっきり行ってもいいし、その時の流れで。

予想外の現在地 実力者の背景 ガールズグランプリ2023 尾方真生インタビュー

6番車:吉川美穂

Q:直近の奈良のレースで落車されていますが、状態はどうでしょう?

擦過傷と打撲でした。前夜祭の段階ではまだ少し股関節に違和感がありましたが、今はそれも取れてだいぶ良くなったと思います。

Q:普段の練習はどのように?

ほとんどバンク練習です。和歌山は男子選手が多いので、基本は男子と、あとはバイクで引っ張ってもらったりです。

Q:2023年は成長を感じる1年になりましたか?

成長もありましたが、体調を崩すことも多かったので、自己管理も今後はしていきたいと思います。ピーキングも今後の課題です。たまたま調子の良い時にビッグレースが重なった、という感じだったので。

Q:直前の練習の手応えはいかがですか?

先週はすごく寒かったので体も動かなかったんですが、今週はだいぶ暖かくて、和歌山でも風の吹かないような日がありました。感じとしては良かったです。

Q:立川は初かと思いますが、指定練習は乗られましたか?

はい。風は多少ありましたが、和歌山の方が風は強いですね。初めて走るバンクでもあまり気にしないので、大丈夫だと思います。

Q:今回は6番車です。

オールガールズの競輪祭の決勝でも6番車でした。今年は6番車に運があるのかなと思ってます。

Q:当日はどのような走りをしたいですか?

今年1年応援してくださったファンの皆様、ずっと応援してくれてる両親、それから和歌山の支部の皆さんに喜んでもらえるよう、精一杯自分の走りをしたいと思います。いつも通りの自力自在で頑張ります。

いざ初のグランプリへ「個人の戦い、だからこそ負けたくない」ガールズグランプリ2023 吉川美穂

7番車:坂口楓華

Q:2023年を振り返っていかがですか?

とても濃い1年でした。11月に愛知に移籍し、見守ってくださっている愛知のファンの皆様の前で走って勝てたということは自信になりました。

Q:立川バンクの印象は?

確か優勝もあったはずで、あとは先行で逃げ切った記憶があります。風はあまり気にしないタイプ。先ほど指定練習にも乗りましたが、全然問題はありませんでした。豊橋の方が風は強いですね。

Q:7番車ということに関しては?

目標としていたのは「2年前より良い車番」だったんですが、結果的に同じ7番車。でもオレンジはラッキーカラーでもあるので、プラスに捉えて頑張ります。

Q:ファンに皆様へどんな走りを見て欲しいですか?

まだタイトルがないので、しっかり気持ちを落ち着かせ、自分を信じ、精一杯今の力を出せるよう頑張ります。

「自分への挑戦、今年はその始まりの年」ガールズグランプリ2023 坂口楓華インタビュー

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