代表選考の行方は?「オリンピックをTVで見るか、ここでメダルを獲るか。その他に選択肢は無い」ブノワ・べトゥ短距離ヘッドコーチ世界選手権後インタビュー

深谷知広は来年優勝するポテンシャルがある

Q:深谷知広選手のレースからお願いします。スプリントではドミトリエフ選手(ロシア)へ勝利、アワン選手(マレーシア)には破れたものの、ベスト8へ残っています

それを語るには我々は、まず深谷がどのような道のりを経て、ここまで来たのかを知る必要があります。

深谷知広

2年半前、彼はお世辞にも身体が絞れているとは言えない状態でした。世界選手権への出場権を得るために、1kmタイムトライアルでアジアチャンピオンになる必要もありましたね。

そして去年は初めてスプリントで世界選手権に出場しました。今回、スプリントで世界選手権の出場は2回目。それでベスト8へ進出・・・・・

彼も私も負けるのが大嫌いなので良い思いはしていません。しかし正直なところ、結果は良かったと思いますし、彼はこれからも大きく成長できる事を示しました。

1/4 Finals / Men's Sprint / 2020 Track Cycling World Championships, Azizulhasni Awang アジズルハスニ・アワン, Fukaya Tomohiro 深谷知広

なので、私は彼に大きな希望を抱いています。もし彼が今と同様にトレーニングへ励めば、彼は世界で最も優れたスプリンターになることが出来るはずです。次の世界選手権では優勝出来るかもしれません。

Qualifying / Men's Sprint / 2020 Track Cycling World Championships, Fukaya Tomohiro 深谷知広

しかし時間が必要なのも事実です。急に現れて優勝は出来ないので、学ぶ時間が必要です。200mFTTは少し良くありませんでした。求めすぎた部分もあり、エントリー(駆けおろし)があまり上手くできませんでした。そして対戦でもミスがありました。

これらは全て経験の無さから来るものです。でも彼はこれから更に成長していくでしょう、間違いありません。

リスクを負い、勝負を挑んだ新田祐大

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