代表選考の行方は?「オリンピックをTVで見るか、ここでメダルを獲るか。その他に選択肢は無い」ブノワ・べトゥ短距離ヘッドコーチ世界選手権後インタビュー

オリンピック選考の行方

Q:もし願いが叶うならば、もちろん全員を連れていきたいですよね?

世界選手権の前にミーティングを行い、可能ならば全員を連れていきたいと伝えました。それは彼ら全員が好きだからではなく、全員を愛しているからです。

Qualifying / Men's Team Sprint / 2020 Track Cycling World Championships, ブノワ・ベトゥ Benoit Vetu

全員にオリンピックでメダルを獲れる実力があります。全員が、日本チームをメダルが獲れる位置にまで引き上げてくれました。でも私が望むのはベストの中のベスト。最強のサムライが欲しいのです。

Q:オリンピック代表の選考は難しくなりそうですか?

難しくはならないと思います。個人的にはとても明確です。後はケイリンでメダルを獲るためにどう決めるか?我々のゴールはケイリンですからね。ただ、同時にスプリントでも良い結果は残したいです。選考の結果を待ちましょう。

3年間の振り返り

Q:あなたが短距離チームのヘッドコーチへ就任してから約3年半、日本で過ごしたこの期間はどの様な時間でしたか?

更に4年間過ごしたいと思うほど良かったです。

1st Round / Men's Keirin / 2020 Track Cycling World Championships, Kawabata Tomoyuki 河端朋之, Sergey Ponomaryov セルゲイ・ポノマリョフ, Edward Dawkins エドワード・ドーキンス

Q:・・・もう一言(笑)

まだまだ日本でやるべきことはあります。まだ序章です。ピットではスタッフまでもが泣いている。それは、何かレース結果以上のことがチーム内にあるということです。

Final / Men's Keirin / 2020 Track Cycling World Championships, ジェイソン・ニブレット Jason Niblett

我々は負けるのが嫌いで、メダルを獲るために戦っています。もっと強くなるために、この気持ちを持ち続けなくてはいけません。だからチームを育てるため、もっと選手層を厚くするため、レべルを上げるために、日本へもっと長く居続けることが出来ればと思っています。

Q:この仕事はあなたにとって大きな物ですね

もちろん。ただの仕事ではありません。私は全身全霊で臨むし、人間を相手に仕事をしています。

時に感情的になり、良い感情を共有することもあれば、その逆も然りです。痛みもです。嫌な仕事ですね(笑)

1st Round Repechage / Women's Keirin / 2020 Track Cycling World Championships, Benoit Vetu ブノワ・べトゥ

Q:でも好きなんですよね?

大好きですよ!でもこのように、世界選手権が終わると空っぽになります。本当に空っぽです。

Q:この後は少し休暇ですよね?

はい。フランスへ戻り、家族と過ごします。

Q:まだまだ忙しい時期が続きますね

それがこの仕事の問題です。完全なオフはありません。同時に仕事とも完全に割り切れません。だってこの仕事が大好きですからね。休暇中でも完全にオフにはなれないし、仕事のことを考えています。でもこの仕事は世界で一番の仕事だと思っています。

Q:では休暇中だろうと連絡して、邪魔しますね(笑)

ノープロブレム(笑)

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