ナショナルチームへの扉はいつでも開いている

Ian Melvin

新しい選手の話がありませんが、今の選手たちだけで十分ということでしょうか?

すでに扉が閉じてしまったとは考えたくないですね。良い選手たちがナショナルチームにいるとは思っています。

ただ、ナショナルチームへの扉はいつでも開いていますよ。その方が私にも、選手たちにも健全だと思います。選手たちは常に競争意識を持たなければいけないし、それが欠けたら知らない誰かが自分たちのポジションを奪っていく可能性があるということを認識してもらいたいです。

オリンピックは特別な、有名な誰かのためにある大会ではありません、一番優れた選手が出る場所です。そのために私は来ました。

ワールドカップ第2戦では日本記録の更新、銅メダルいろいろありましたね!

素晴らしい結果になりましたね。最初にしては上出来です。ワールドカップでは4分30秒を切ることを目標としていましたからね。

女子団体追い抜き

選手たちは伊豆でとても頑張って練習していましたし、我々は過去のやり方とは違った手法で団体追い抜きの走り方をしました。個人個人が最高のパフォーマンスを出せるように作戦を立てましたね。

メダルが獲れると思っていましたか?

ベスト8に入れば良いと思っていた位です。全然思っていませんでした。4分30秒を切ることが目標だったんです。強豪国の何チームかはここに来ていませんでしたが・・・・・・

ただ、選手たちや連盟にとっては素晴らしい結果になりましたね。まだまだ3年間のうちにやることはたくさんありますが、素晴らしいスタートが切れました。

大きく変えたのは計算された走り方

女子団体追い抜き

4分34秒から27秒へ、7秒ほど縮めましたが、理由は?

4月に4分34秒を出しましたよね。肉体的にどこが変わったというのを語るのは難しいです。

ただ、今回大きく変えたのは計算された走り方です。多分、これまでは各選手がベストパフォーマンスを出すために、どのような配置、ローテーションが必要だったのか理解していなかったのかもしれません。

我々の走りを見れば、組織的に、そして目的がしっかりとしていたことが判ると思います。選手たちの能力に合わせたペースで最も効率の良いレースを行ったということです。特に走り方に秘密などはありません。全て組織的、計算して行ったということです。

第2戦でのメダルはボーナス

女子団体追い抜き

第2戦でのメダルはボーナスだと思うべき