次のワールドカップではどんな期待を?

現実的にみて、さほど多くのことは行えないと思います。平地の記録として我々の実力は4分27~28秒だということが判りました。第3戦では、これを再現することが目標になると思います。どこでも同じような結果を出せることも大事になります。

多分メダルは獲れないと思います。第2戦でのメダルはボーナスだと思うべきです。

競技の結果よりも、タイムや個々のパフォーマンスを重視し、これからのトレーニングに向けて基準を作っていくことが最大の目標になります。

その基準を設けてトレーニングに臨み、そのトレーニングに慣れることができれば、次の段階へと移れるようになって、物事がスムーズに進むようになるでしょう。

さて、それでは次は元「ホームバンク」に凱旋ということになりますが・・・・

そうですね。ちょっとカナダに戻るのは変な感じです。家族同然のスタッフ、自分が育てた選手たち、いろいろあそこにはありますからね。ただ、楽しみでもあります。過去に自分が達成してきたことに対しての挑戦です。楽しみですね。

まだまだ始まったばかりの新生中長距離チーム。
イアンコーチと共にどこまで強くなるのか?その活躍に今後も期待しよう!

「明日が新たなスタートライン」中距離の鈴木奈央選手、ヘッドコーチのイアン・メルビン氏へ直前インタビュー/2017-18トラックワールドカップ2戦