頂上からの景色で見えるもの。

「優勝してこんなに気持ちがイイんだって思うと、また味わいたくなるじゃないですか。それと一緒で、また乗りたいなってなるんですよね。
一般的な感覚で言えば、フェラーリはクルマ趣味の頂上じゃないですか。その頂上からの景色を見ることが出来たので、これから他のクルマ達がどう自分の目に映るのかが楽しみですね。」

キラキラ目を輝かせながら語る深谷選手は、さながら夢を語る少年の様だ。次の目標を尋ねると

「乗り続けることですね。この馬を飼い続け、馬だけじゃなく牛(※ランボルギーニ。エンブレムのモチーフが牛。)も、それ以外も…。欲は尽きないですね。でもね、アメ車もイイんですよ。旧車もね〜…。」と深谷選手はこれからもゴールの無い旅を、人生最期の瞬間まで続けるはずだ。飽くなき欲求、それを少年の様な純粋さと努力で求め続けるだろう。

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Photo & Text : Shutaro Mochizuki